アニメーション映画としては4年ぶりの作品。「『他人の人生に介入する』ということを、この作品で描きたい」と押井監督 ワーナー・ブラザースは20日、押井守監督の新作「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」(日本テレビ・プロダクション I.G提携作品、読売新聞など製作)を来年公開すると発表した。 アニメーション映画としては4年ぶりの作品で、森博嗣さんの同名小説(中央公論新社刊)が原作。思春期の姿のまま大人にならず、永遠に生きることを宿命づけられた「キルドレ」と呼ばれる子供たちのドラマを通して、今を生きる若者へメッセージを伝えたいという。監督に意気込みを聞いた。(依田謙一) 若い人たちのために作れれば… ――進行状況は? 押井 すごく順調。遅れが出ているパートもあるけど、うまくいく自信があるから、精神的には楽だよ。「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」(1995年)を