■連結決算は減収増益 当期純利益は過去最高益 日販グループの連結売上高は、ベストセラーとなった「1Q84 BOOK1・2」や雑誌の平均定価の上昇、またネットルートや凱PDの取引拡大等の増収要因はありましたが、市況の低迷をカバーしきれず、751,458百万円、対前年△2.4%、18,582百万円の減収となりました。 販売費及び一般管理費は81,056百万円で、対前年△3.6%と、売上高の落ち込み以上に抑制することができました。 うち販売費については、返品率の改善および出版共同流通鰍ノおける返品物流処理の効率化に伴う物流コストの減少等により、31,707百万円、対前年△4.9%となりました。 一方、一般管理費は、団塊の世代退職後の少数精鋭体制による人件費の抑制、グループ全体をあげた徹底的なコストコントロールによる経常経費の抑制によって49,349百万円、対前年△2.8%となりました。