http://d.hatena.ne.jp/more_white/20090420/1240154871こちらで痴漢の話題が出ているようなので、自分も益田として体験談と思うところを書いてみようと思う。ものすごい長文になってしまって、短くまとめられなかったのは本当に申し訳ない。 最初に痴漢に遭ったのは小学3年生の夏。まだ二次性徴は始まっていなくて、丸みの少ない直線的な体型だった頃の事だ。私は本屋からの帰り道、なるべく日向を避けながら歩いていた。白っぽい直射日光に照らされた道路から熱が立ち昇り、景色が歪んで見えていたのを覚えている。大通りから家に続く路地に入ったところで、黒っぽい乗用車が路肩に停まっていたのに気がついた。丁度、中年の女性がその車の脇を通り過ぎたのが見えた。特に警戒心もなく私も車の横を通り抜けようとしたところで、呼び止められた。二十代後半くらいの、どこにでもいそうな男性だった。「