中学2年の約2割が1日に50通以上のメール送受信を行い、入浴や食事中も携帯電話を手放せないと回答するなど、「ケータイ依存」が浮き彫りになった。 調査は昨年11~12月、無作為抽出した公立の5000校で小6、中2、高2計1万6893人とその保護者を対象に実施。約6割の親子から回答があった。 それによると、携帯電話所有率は小6が25%、中2が46%、高2が96%。通話時間は大半が1日10分未満だったが、メール利用は多く、1日30通以上やりとりする小6は7%、中2は33%、高2は28%。100通以上の児童生徒もいた。 携帯サイトを1時間以上利用しているのは、小6が2%、中2が14%、高2が39%。特に高2女子は15%が3時間を超えていた。 保護者の知識不足も目立ち、児童買春の舞台にもなっている自己紹介サイト(プロフ)について、7割近くの保護者が「知らない」「詳しく知らない」と回答。高2の44%は