一部完成している第2東名高速道を迂回路として通る車=静岡県島田市で2009年8月15日午前10時34分、本社ヘリから武市公孝撮影 駿河湾を震源として11日起きた地震により、東名高速道路上り線の一部が通行止めとなっている影響で、中日本高速道路は15日午前9時から建設中の第2東名高速道路の一部を初めて緊急に供用した。午後4時までの予定。お盆のUターンラッシュを前に、迂回(うかい)路の国道1号の渋滞を緩和するのが目的。 【写真特集】東名高速全線開通から40年 供用したのは、東名高速から北へ約9キロ離れた静岡県島田市牛尾−同市相賀間の大井川に架かる橋の部分約1.3キロ。静岡市方面の上り方向のみで、国道1号から国道473号や市道に入り、約2キロを北上し橋を通過後再び1号に合流する。橋は舗装されていないため、大型トラックやバイクは通行できない。当初の供用対象は、生活道路の渋滞で影響を受けている島田