[ロンドン 7日 ロイター] 景気後退と経済を活性化させる努力という組み合わせは、投資家にとって頭痛の種となるかもしれない。景気後退局面では、たばこやアルコールといった悪習に関する分野が、あえて投資する勇気がある人々の間では好まれる。 だが、オバマ次期米大統領のクリーンエネルギーへの投資や規制強化などの政策が軌道に乗ったとしたら、もっと社会的に価値の高い分野でも利益を得ることができるかもしれない。 この成長減速と良心的な感情が入り混じった投資では、伝統的なディフェンシブな悪習銘柄への投資が短期的には利益を支えるが、倫理にかなった銘柄への投資からも利益を得られる可能性があると示唆している。 ロンドンにあるCass Business Schoolのアンドリュー・クレア教授(アセット・マネジメント)は「リセッション時にも人々はたばこを吸うのをやめない。神経質になっているから、もっとたばこを吸うか
[東京 5日 ロイター] 日産自動車7201.Tの山下光彦副社長はロイターとのインタビューで、事業環境が急激に悪化する中、複数手掛けている環境技術開発は取捨選択する必要があるとの認識を示した。 力を入れている電気自動車については都市部で需要があり、2010年の発売当初から黒字を見込んでいると述べた。経営危機に直面する米ビッグスリーの姿は10年前の日産と似ており、政府の支援を受けて復活するには日産がゴーン体制下で推進した「リバイバルプラン」以上の再建策が必要だと語った。 インタビューの主なやりとりは以下の通り。 ──ビッグスリーが経営危機に直面している。 「今のビッグスリーは10年前の日産を見ているようだ。売れない車ばかりを発売し、過剰設備を持っている。売れる車をいかに増やし、不必要なものを減らすかが儲かる会社の構造だ」 ──彼らが提出した再建策をどう見るか。 「あれで米政府が資金を出すかは
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