2009年08月08日18:23 カテゴリ放送 日テレ放送事故に関する技術的考察 ずっとしかつめらしいエントリーばかり書いていたので、今日はちょっと違うことを書いてみようと思う。 先日の8月6日、日本テレビの番組「おもいッきりDON!」の番組ラストで、映像がフィードバックする放送事故があった。動画サイトにも上がっているようだが、ここからは特にリンクはしない。 なぜ映像がこうなったのか、興味のある人あるかと思うので、おそらくこうだろう、という原因を推測しつつ、解説してみたい。 事故は、番組の一番最後から、スポット広告に切り替わった瞬間に起きている。すなわち番組送出サーバからCMバンクにラインが切り替わった時である。 番組送出では、映像の最終出力段として「マスタースイッチャ」というものがある。そして番組やCMの送出は、自動番組制御装置(Automatic Program control Sys
「休日1000円乗り放題」が始まり初の大型連休を迎え、渋滞する東名高速道路下り線=愛知県岡崎市で2009年5月2日、兵藤公治撮影 高速道路料金を上限1000円に割り引く制度で、東京-名古屋間では今春の大型連休(4月25日~5月6日)に最大で5億円近い社会的損失が生じたとの試算を、有村俊秀・上智大准教授と岩田和之・日本学術振興会特別研究員がまとめた。渋滞による移動効率悪化や東海道新幹線の利用者減が主な要因という。二酸化炭素(CO2)排出量も昨年同期に比べ5割以上増えた。制度はお盆期間の平日も実施中だが、地球温暖化と経済対策の両面で検証を迫られそうだ。 分析は東名高速を対象に実施。プラス効果では、割引の東名高速を昨年同期比6%増の111万7200台が利用したことで、利用者は計25億4200万円の得をした。 最もマイナス影響を及ぼしたのは渋滞による時間ロスだ。10キロ以上の渋滞が昨年同期の39回
3D映画特集(2):ヴェネチア映画祭が「3D賞」新設 2009年8月 7日 (1)から続く ヴェネチア国際映画祭は、今年9月の第66回から「最優秀3D映画賞」を新設すると発表した。年間の最も創造的なステレオスコープ(立体視)の3D長編映画を選ぶもので、初回は2008年9月から2009年8月の間に製作された作品が対象になる。 三大映画祭で最初の3D映画賞だが、カンヌ国際映画祭でも今年5月、ピクサー製作の『カールじいさんの空飛ぶ家』(原題:Up)がオープニング上映された。オープニングで3Dアニメ作品が上映されるのは初めてといい、権威ある映画祭からもようやく、3D映画が単なる「子供向け」や「遊園地のアトラクション」ではなく、芸術的な価値を持つ作品として正答に評価されるようになってきたということだろう。 今年のヴェネチア映画祭ではまた、ピクサーのジョン・ラセター監督が生涯における功績をたたえられ名
3D映画特集(1):IMAX技術者が語る「ハリポタ」の3D変換技術 2009年8月 7日 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のIMAX版で鑑賞できる冒頭12分の3D映像は、IMAXの独自技術によって通常の2D素材から変換された。ワイアードのブログ『Underwire』が独占公開した上の動画では、ソフトウェア上で1フレームの画像から人物や背景をマッピングして、両眼の視差を考慮した2つのフレームを制作する様子が説明されている。 同様の技術を使い、過去の2D実写映画を3Dに変換して再公開する計画も進んでいる。ほぼ確実なものでは、ジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ』シリーズやジェイムズ・キャメロン監督の『タイタニック』など。まだ噂の段階だが、ピーター・ジャクソン監督の『ロード・オブ・ザ・リング』3部作と『キング・コング』も検討されているという。 また、日本で今後IMAX 3D版が公開される
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