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ブックマーク / www.icr.co.jp (7)

  • モルドバ:電子政府「Mobile Signature」

    2012年2月26日、モバイル業界団体GSMAが毎年MWC(Mobile World Congress)時にモバイル通信事業の発展に貢献した政府を受賞している。2013年はモルドバ政府が受賞した(※1)。 モルドバ政府が導入した「Mobile Signature」 モルドバ政府は「行政の電子化(eGovernment)」に注力している。いわゆる電子政府である。現在でも既に様々な行政に関わる手続きがクラウドを活用して電子化されており、2020年までには公共業務の全てを電子化することを目指している。 そして2012年9月から携帯電話を活用して、世界中のどこからでもモルドバの公的文書にアクセスして署名などができるサービス「Mobile Signature」を開始した。「Mobile Signature」はモルドバ政府と通信事業者が提携して構築した(※2)。専用のSIMカードの中にIDやPINコー

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    TOKOROTEN 2013/03/06
  • 発展途上国の女性と携帯電話「mWomen」

    2013年2月、バルセロナで開催されているMobile World Congressにおいて業界団体GSMA(GSM Association)が様々なモバイル分野での優れた商品やサービスをジャンルごとに表彰している(※1)。その中で、モバイルを活用した新興国の女性向けサービスで優れたサービスを表彰する「GSMA mWomen Best Mobile Product or Service for Women in Emerging Markets」がある。 GSMAが推進する「mWomen」 GSMAでは新興国の女性が携帯電話を活用して自立していくための支援を目的として「mWomen Programme」を立ち上げている。 民間企業や政府や援助機関などの公的機関と連携し、新興国においてモバイルを通じて女性の社会進出や女性向けのサービス、商品の推進を支援している。また携帯電話保有のジェンダーギ

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    TOKOROTEN 2013/03/06
  • LINEとNokiaの提携:新興国市場におけるメッセンジャーアプリ

    2013年2月26日、NHN Japanは、フィンランドの携帯端末メーカーNokiaと戦略的業務提携を結び、Nokiaの低価格機種「Asha」向けに「LINE」を提供することを発表した。「LINE」のグローバル展開拡大を目的としている。稿では新興国市場におけるメッセンジャーアプリの可能性について論じていきたい。 LINEとNokiaの戦略的提携 フィンランドの携帯端末メーカーNokiaは、かつて世界一の出荷台数、シェアを誇っていたメーカーだった。しかし、スマートフォンで乗り遅れて、現在では韓国サムスンやAppleなどに後塵を拝している(※1)。携帯電話端末のコモディティ化が進み、新興国でも地場メーカーが多く登場し、低価格で高機能な端末も多く登場してきている。それでも新興国ではまだNokiaのブランド力はある。多くのNokiaの中古端末も流通している。「Asha」は全世界で年間2億台以上販

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    TOKOROTEN 2013/03/06
  • ガーナ:新産業として注目されるICTとBPO~世界銀行の取組み

    世界銀行のガーナにおけるICT(情報コミュニケーション技術)分野での取組みについて紹介したい。 eGhanaプロジェクト 世界銀行はガーナでのICT分野への支援に2006年8月から「eGhana」プロジェクトとして4,000万ドルのグラントを行っている。(同プロジェクトは2014年6月末にクロージング予定) プロジェクトでは、政府や民間セクターのICT化を推進し、業務の効率化やデジタ・デバイド解消を推進している。2012年2月現在でも進行中のプロジェクトである。地方にもICT設備やサービスを普及させることも積極的に実施されている。またBPO(Business Process Outsourcing)と呼ばれる、海外からのICT分野での業務アウトソーシングビジネスも確立し、約1,000人以上の雇用創出にも貢献している。プロジェクトの一環として、50の官民の機関で6,000人以上がBPOビジ

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    TOKOROTEN 2012/02/13
  • アフリカでソーシャルメディアはどのくらい普及しているのか

    2012年1月26日、英国Portland社がアフリカでのTwitterの普及に関する調査結果を発表した。アフリカ20か国でのTwitter利用について纏めている。アフリカにもソーシャルメディアが普及しているようだが、現状を見ていこう。 アフリカでのTwitter利用状況 今回の調査対象となった20か国は、アフリカの人口の70%、GDPの85%、インターネット利用者の88%を占めている。 アフリカ20か国でのTwitterの利用状況について調査結果からポイントを列挙する。 Twitterの57%がモバイルから発信されている。 アクティブユーザのうち60%が20~29歳。 81%が友人たちとのコミュニケーションに利用している。 Twitterを利用している人は、Facebook(94%)、YouTube(69%)、Google+(46%)、LinkedIn(37%)、Foursquare(2

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    TOKOROTEN 2012/02/12
  • マレーシア:イスラム教徒向けMVNO「Salamfone」~新たなモバイルVASとしての宗教系サービス

    2011年4月6日、マレーシアで「Salamfone」というMVNOがスタートした。 クウェートに拠地を置くReach Telecomがマレーシアの通信事業者Maxisの回線を借りて事業展開するMVNOである。同社の特徴は、イスラム教徒向けのサービスを豊富に提供して差別化していることだ。 ”We are the first ever shariah compliant mobile operator.” と称して、イスラム教徒向けの音楽やコーラン、祈りのガイダンスなどをSMSや音声を通じて無料から有料のものまでVAS(Value added service)として非常に多く提供している。「shariah」とは、コーランからのモハメッドの教えに由来する法律のことを指す。 マレーシアは、人口の約60%がイスラム教徒で約1,600万人いる。またマレーシアの携帯電話加入者は約3,400万人で、普

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    TOKOROTEN 2011/10/09
  • 黒字化する動画共有サイト

    先月、2010会計年度(2009年10月~2010年9月)の業績発表を行った株式会社ドワンゴは、同社が運営する動画共有サイト「ニコニコ動画」の事業が通年で黒字を達成したと発表した。 一般メディアでの扱いはあまり大きくなかったようだが、ネット業界的にはこれは大ニュースだ。 2005年にサービスを開始したYouTubeが人気を博したことで注目を集めた動画共有サイトは、世界中に数多く存在する。しかしながら、ビジネスとしては「儲けを出すことが難しいネット・サービス」の代表格でもある。 今年の1月~3月期に四半期単位で黒字を達成したときに、ドワンゴの夏野剛取締役がコメントされていたが、おそらくユーザ投稿型の大手動画共有サイトで黒字化したのはニコニコ動画が世界で初めてであろう。 このニュースにおいて、もう一つ特筆すべきことは、売上の約8割を有料会員が支払う料金が占めている点だ。 一般的に、動画共有サイ

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    TOKOROTEN 2010/12/13
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