印刷 警視庁は5日、交通違反をしながら再三の呼び出しに応じなかったり反則金を長期間納めなかったりしたとして、6月中に計480人を道交法違反の疑いで逮捕したと発表した。悪質な違反者に対する追跡捜査強化月間の取り組み。逮捕者を含む3363人から反則金を徴収するなどし、徴収総額は約1076万円に上ったという。 都内の会社員(29)は2008年10月以降、速度違反など3件の交通違反をしながら反則金を納付せず、同庁から17回も呼び出しを受けたが無視し続けたとして逮捕された。さらに都内の会社員(26)は08年4月以降、駐車禁止違反や運転中に携帯電話で通話するなど7件の違反をしながら出頭しなかったとして、また都内の会社員(41)は同年9月に酒気帯び運転容疑で摘発されたが罰金30万円を納めなかったとして、それぞれ逮捕された。