印刷 関連トピックスグーグルトヨタグーグルが開発中の自動運転技術を搭載したトヨタ・プリウス。屋根には回転センサーがついている=グーグル提供 運転は、人工知能に任せれば事故を減らせる――。米ネット検索最大手のグーグルが、そんな考えから、位置情報などの蓄積を使って車を自動運転する技術の開発を進めている。これを受けてネバダ州は、高速道での走行を来年3月から認める法案を成立させた。 グーグルによると、歩行者やほかの車両などを避けつつ、交通法規に従って自動で走る技術を、2年以上前から同社で開発してきた。米国防高等研究計画局(DARPA)主催のロボット車競技会に参加経験のある技術者らを集めた。 実験段階では、トヨタ自動車のプリウスをベースに、車体の各所にビデオカメラやセンサー、距離測定器を設置。検索事業で蓄積した位置情報や地図機能、風景を360度撮影した「ストリートビュー」などのデータを取り込み