広島県の湯崎知事は17日の定例記者会見で、「クールビズ」よりも一層の軽装化を認める「スーパークールビズ」の実施について、「(室温を28度と)冷房を弱める中で、仕事の能率を上げられるようにしたい」と述べ、前向きに検討する考えを明らかにした。 スーパークールビズは、福島第一原発の事故などで電力不足が予想される今夏、環境省が導入する予定で、ポロシャツやアロハシャツなどでも執務を認められるようにする。 湯崎知事は「ポロシャツなら問題ないという考えもあり、服装規定は整理中」とした上で、「きちんとした服装をすると気持ちが引き締まる一方、暑い中では生産性が落ちる。エネルギー状況は西日本でも流動的なので、生産性を重視して、省エネに取り組みたい」と語った。