Popular Science:国際宇宙ステーション(ISS)の運用は2024年に終了します。ただし、それはあくまでも予定です。2024年という期限は、アメリカ連邦議会が2014年に無理やり決定したものであり、その時が訪れたら、議会はISSへの資金提供を継続するか否かという決断を迫られます。まだ7年もあるという見方もできますが、あと7年しかないと考えることもできます。ISSにかかる費用は、アメリカ航空宇宙局(NASA)の有人探査向け予算の半分を占めています。残りの半分は、火星や小惑星への有人探査計画などに充てられています。宇宙探査をさらに推し進めたいのであれば、NASAは年間30億ドルや40億ドルものお金をISSに注ぎ込んでいるわけにはいきません。けれども、それを決めるのはNASAではないのです。連邦議会、具体的には下院の科学宇宙技術委員会がNASAの予算額を決定しています。ただし、政治家