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ブックマーク / mitsusato-yamada.hatenablog.com (3)

  • ロマンティックラブ・イデオロギーの罪深さ - 言いたいことは山ほどある。

    性的マイノリティーにアセクシャルと呼ばれる人達がいる。日語では無性愛者となる。恋愛感情を持たず、他人に性的欲望も抱かない人達だ。似たような言葉にノンセクシャル(非性愛者)というのがあったが、和製英語だからという理由でアセクシャルに統合された。非性愛者は恋愛感情は持つが、他人に対し性的欲望を抱かない人達で、今はアセクシャルの一部と見なされる。 最近の表記では「アロマンティック・アセクシャル」と書いてあれば恋愛感情と性欲の両方がない人だ。ア(否定)+ロマンティック(恋愛的な)で、ロマンス(恋愛)の派生語。以前のノンセクは「ロマンティック・アセクシャル」と書く。 アセクシャルを定義する言葉だから「アロマンティック・セクシャル」は出てこなくて当然なのだが、調べてもこれに該当する用語は見つからなかった。相当数いるであろう「恋愛感情を持つことはないが性欲はあり、他人と性交することは可能」な人達は呼称

    ロマンティックラブ・イデオロギーの罪深さ - 言いたいことは山ほどある。
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2018/05/19
    完璧な論立てじゃないでしょうか。
  • ミソジニーについて - 言いたいことは山ほどある。

    ミサンドリーについて書いたのでこれも書いておこう。 フェミニストがよく使うミソジニーという言葉の意味は多義的だが、元々は英国の男性専用社交倶楽部のホモソーシャル(単性の社会、この場合は男性のみで構成される場)な関係を説明するために定義された言葉で、直訳だと「女嫌い」になる。未読だが、米国の文学者イヴ・セジウィック(ジェンダー論・クィア理論で有名)が『男同士の絆 イギリス文学とホモソーシャルな欲望』(2001年)の中で定義したらしいが、日では上野千鶴子氏が『女ぎらい』(2010年)の中で取り上げ(タイトルもモロにそれ)フェミニズム界隈に知られるようになった。 英国の社交倶楽部は会員になれるのが男性だけ。倶楽部施設内に入れるのは会員だけ。ということで男性だけの空間だった。その中ではミソジニー(女性嫌悪)とホモフォビア(同性愛嫌悪)が共有された、という定義。日でこれに当たるのは体育会系と言わ

    ミソジニーについて - 言いたいことは山ほどある。
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/11/30
    "彼女等は保守と変わらない性差別主義者、「性別役割分担」の肯定者、ジェンダーフリーの敵対者だからだ。"この方のジェンダーに対する考え方、私の考えと似てるな。
  • ミサンドリーについて - 言いたいことは山ほどある。

    昨今ネットを中心に男性に憎悪をぶつける女性が増えている。性的消費がとか、性的搾取がといったフェミニズムの用語を多用するのでフェミニストと思われがちだが、彼女らはフェミニストではない。非常に厳格な性差別主義者だ。 フェミニストではなく性差別主義者だという理由は、フェミニズムは男女同権・不公平の是正を目指す思想だが、彼女らは決してそこを目指さないからだ。女性の権利確保・女性解放を叫んでいるように見えて、動機は男性嫌悪。だから男を全部去勢しろという話になる。 個々人の男性嫌悪については仕方がないのだが、それを動機に社会的な問題に言論するととんでもなくおかしな言説になってしまう。誰かの権利・人権を度外視し、一定の属性の人権を侵害・否定する言説は、差別主義者のそれである。人種差別主義も性差別主義も障害者差別も皆、そのように言説している。 男を全部虚勢した場合、困るのは女も一緒だ。レズビアンはともかく

    ミサンドリーについて - 言いたいことは山ほどある。
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/11/30
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