特に虫が嫌いではない人にさえ、姿を見せるだけで大きな衝撃を与えるのゴキブリ。家の中で1匹見かければ、ほかにもいるのではないかと不安を駆り立てられてしまうものだ。しかし、米国のある大学生にとって、ゴキブリは大好きで大切な宝物。約20万匹ものゴキブリをさまざまな巣箱に分けて飼育している彼は、寛容な両親のおかげもあって家で手広く130種類のゴキブリを育て、ときどき企業や大学などの研究機関に売っては大学の学費を捻出しているという。 米紙デトロイト・フリープレスや英紙デイリー・メールなどによると、この男性は現在ミシガン大学ディアボーン校で環境科学を勉強している20歳のカイル・カンディリアンさん。彼の寝室には、いくつもの収納ボックスに作られたゴキブリの巣箱がズラリと並んでいる。全部で130種類、約20万匹のゴキブリたちを“ペット”と呼び、最初は嫌がっていた両親も今は「とても寛容」と、彼の趣味を理解して