左よりアスキー総研の遠藤諭氏、ニフティのPDAフォーラムで管理人をつとめていた「みのたん」氏、シャープの鎌田慶一氏。ザウルスを知り尽くしたこのメンバーで、GALAPAGOSについて語った 10日、シャープは満を持してメディアタブレット「GALAPAGOS」を発売した。電車内で電子書籍などを読むのにぴったりな新書サイズの5.5型モバイルモデルと、見開きで雑誌を読むこともできる10.8型ホームモデルという2種類のラインアップ。日本の電子書籍業界に新たな価値を投じる製品として、大きな注目を浴びている。 一方でシャープといえば、1990年代に登場し、電子手帳・PDAの市場を大いに盛り上げた「ザウルス」シリーズを思い浮かべる読者も多いはず。GALAPAGOSシリーズでも使用するXMDF(電子書籍用フォーマット)はこのザウルスで培われたものであった。GALAPAGOSには、そんなザウルスの経験が多く盛