巨大地震発生でも途切れない通信インフラの裏側、通信事業者の見えない努力。NTTComの光海底ケーブル志摩陸揚局舎 インターネットが世界とつながる国内の通信インフラは、東日本大震災発生後も当たり前のように接続されている。そこには志摩市の海岸に陸揚げされている光海底ケーブルも大いに関係しているようだ。 光海底ケーブルは志摩市阿児町の国府海岸に陸揚されている 東日本大震災の影響でさまざまなインフラが寸断された。電力インフラとなる原子力発電所の被害はいまだ予断を許さない状況、被災地域以外にも計画停電を実施せざるを得ないほど国内電力の供給力が大きく低下した。 被災地における通信インフラの復旧にはまだまだ時間を要するようだが、今のところ日本国内のインターネット接続環境には大きな問題は発生していない。むしろ地震発生後、インターネットのトラフィック量は相当数増加しているにもかかわらず、インターネット通信環