『ツバサ・クロニクル』のサクラ姫や『Angel Beats!』の遊佐といった当たり役で知られる声優の牧野由依が、6月19日にローマ、6月21日にパリでワンマンコンサートを開催した。 その速報はニュースサイトでも紹介されているが、週刊アスキーでは同行したスタッフによる、欧州ツアーの裏側を含めたライブの模様をご紹介する。 今回の欧州ツアーは、外務省管轄の独立行政法人、国際交流基金による“海外公演助成プログラム”において、数多くの申請案件の中から採択されたもの。日本のポップカルチャーを海外に積極的に輸出展開していくという日本政府の構想と、牧野由依の存在が合致した結果でもある。 ちなみに牧野が声優として初出演したアニメ『ツバサ・クロニクル』は、海外15ヵ国で放送されている世界的な人気コンテンツ。それを背景に昨年、日本人声優として初参加した『JAPAN EXPO』のライブステージでは大勢の現地ファン