CUDAやSpursEngineが出てきたあたりから、わたしはこういった通常のOSやアプリを起動する以外のプロセッサの力を使って動画を圧縮する方式のことを「脱CPUエンコード」と呼んでPC動画の一つの未来と位置づけてきました。その時はまさかCPUにエンコード専用回路が搭載されるとは思ってもいませんでしたのでこう名付けましたが、現在のIntelの第2世代Coreiに入っているエンコーダーも「脱CPUエンコード」の一種と考えていいかと思います。ですが、Corei自体の性能の高さもあって、この脱CPUエンコードもすでに陰りが見えてきています。実際に測ってみると分かるのですが・・・。条件をそろえるために、QSV用としては速くはないことは分かっていますが、TMPGEnc Video Mastering Works 5を使って速度を測ってみましょう。 CPU:Corei5 2500K MEM:DDR3