東大宇宙線研究所、ダークマターを検出するための装置を来春ついに稼働!2010.10.12 23:00 ダークマター(暗黒物質)を直接探索することを目的とした暗黒物質検出装置「XMASS」(エックスマス)が、東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設で公開されました。来春には本格稼働の予定です。既存のダークマター探索実験よりも100倍感度が良く、ダークマターを発見できる可能性が非常に高いそうです。 ダークマターとは、光学的に観測することが出来ないのに質量はある、ややこしい未知の物質。既知の物質の5~6倍の量で宇宙に満ちていると考えられています。XMASSはその見えないダークマターを「直接」捉えることを目指すのです。 液体キセノンが詰まった検出器に... ダークマターがホイホイとやってくると...キセノン原子核とぶつかって発光します。 そしてその光を、多数の光電子増倍管で捕らえます。(光電子増
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