当社の開発の一つに組み込みソフトウェア開発があります。 開発言語に使用しているC言語は、自由度が高い反面、コンパイルによるエラーチェックが弱いという弱点があります。そのため、C言語としては間違いでは無い(コンパイルは通る)が、作成者の意図した動作をしない場合があり、そうなると原因を突き止めるまでにかなりの時間がかかってしまうこともよくあります。 また、一度製品化したプログラムは、バージョンアップやハードウェア部品の製造中止に伴い、変更を行うことが多くあります。 その時にも、わかりづらい書き方をしているプログラムは、変更はおろか、どう動いているのか解析するだけでも一苦労するものです。さらにそういったプログラムは、ちょっと変更を加えただけで、思わぬところで弊害が出てしまいがちです。 また、コンパイラに依存してしまうような書き方をすると、CPU変更をした時に「前までは問題無く動いていたのに、急に