美少女イラストを使った米袋やポスターで話題の羽後町。約1年半前から、週末になると全国から若者が町を訪れるようになった。経済効果は1億円とも言われる。だが、規模が大きくなるにつれ、個人の趣味から生まれた企画ならではの課題が浮上してきた。観光の目玉として急成長した「美少女」はどこに向かうのか。(田中祐也) 「せーの!」。かけ声に合わせて垂れ幕が外されると、市女笠をかぶり、稲穂を手に笑顔を浮かべる黒髪の美少女が現れた。 10日、羽後町のJAうごであった美少女イラスト看板の除幕式。タテ4メートル、ヨコ2・7メートルの特大サイズに、農協関係者や地域住民ら約300人から「大きいべ」「めんけえなぁ」とため息がもれた。その様子を見ながら、JAうごの佐々木常芳課長は、この1年半を思い出していた。 「米袋に美少女イラストを描きませんか」。昨年夏、同町出身の山内貴範さん(24)と北都銀行西馬音内支店長だっ
《長崎の猫「尾曲がり率」全国一》 ■忍び足イレブン実態調査 長崎市の街角でカメラ片手に猫の後をつけるおじさん数人を見かけた。挙動はいかにも不審。いったい何をしているのか。猫のように足音を忍ばせて追跡してみると・・・(貞国聖子) この人たちの正体は、日本「長崎ねこ」学会の会員だ。「長崎には、尾が変形している猫が多い」。動物学者らの先行研究で判明しているが、なぜなのか。その謎を解き明かすべく、こたつで丸くなっていた志ある人々が立ち上がったのだ。 学会長の西島茂行さん(61)の調査に記者も同行した。 常にきょろきょろしながら歩き、猫を見つけると、まず尾の形を観察する。変形していれば、すかさずカメラを構える。「自然体の猫を撮る」がモットー。捕まえたり抱きかかえたりするのは御法度だ。逃げられないように適度な距離を保ち、「猫なんか興味ありませんよー」といったそぶりを見せつつ、さりげ
【アスパラクラブ・アンケート】 《配偶者・恋人》女性78% 男性81% 《上司・先輩》 女性87% 男性70% 「呼ばれないの寂しい」少数派 「おまえ」って職場や家庭で呼ばれたら、どう感じる?――。朝日新聞が実施したアンケートで、およそ8割の人が「不快」「腹立たしい」と感じていた。「うれしい」は1%にも満たず、「『おれ』『おまえ』の時代は終わった」「一種のパワハラ」との指摘もある。(冨岡史穂) 朝日新聞の会員サービス「アスパラクラブ」の記者ブログに今夏、仕事やプライベートで「おまえ呼ばわり」されることへの違和感をつづった記事を掲載したところ、読者から多くの反響が寄せられた。このため、7月中の5日間、インターネットでアンケートを実施し、約2万人の回答があった。 職場などで上司や先輩に「おまえ」と呼ばれたことがある人は男性52%、女性30%で、男性の方が多かった。パート
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