連日報道されるワイドショーに、辟易としている人たちも増えてきたのではないか。 社会問題にまで発展した日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題。その後の大学側の対応に同情の余地はないが、旧態依然とした体質がスポーツ界にはいまだあることを明らかにしたニュースには、正直、胸が痛む。 とはいえ、我々スポーツを愛する人間がするべきことはこれからの進歩だ。 若者(選手)に責任を押し付けた情けない大人たちの姿に未来はなく、これからのスポーツ界を創造しようとするエネルギッシュな活動に期待したいというのが正直なところだ。 そんな折、毎日新聞社・毎日ホールにて、スポーツ界の未来のためのセミナー「Sports Coaching Lab」が開催された。 主催したのは「NPO法人スポーツコーチング・イニシアチブ」。昨年、大学生が中心となって立ち上げられたばかりの団体だ。彼らが目指すのは21世紀にふさわしいスポ
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