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ブックマーク / number.bunshun.jp (5)

  • 日本にはスポーツの教え方がない?大学生が作った「指導法の勉強会」。(氏原英明)

    連日報道されるワイドショーに、辟易としている人たちも増えてきたのではないか。 社会問題にまで発展した日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題。その後の大学側の対応に同情の余地はないが、旧態依然とした体質がスポーツ界にはいまだあることを明らかにしたニュースには、正直、胸が痛む。 とはいえ、我々スポーツを愛する人間がするべきことはこれからの進歩だ。 若者(選手)に責任を押し付けた情けない大人たちの姿に未来はなく、これからのスポーツ界を創造しようとするエネルギッシュな活動に期待したいというのが正直なところだ。 そんな折、毎日新聞社・毎日ホールにて、スポーツ界の未来のためのセミナー「Sports Coaching Lab」が開催された。 主催したのは「NPO法人スポーツコーチング・イニシアチブ」。昨年、大学生が中心となって立ち上げられたばかりの団体だ。彼らが目指すのは21世紀にふさわしいスポ

    日本にはスポーツの教え方がない?大学生が作った「指導法の勉強会」。(氏原英明)
  • 日大アメフト問題に見る球界監督論。時代は「ボス」から「リーダー」へ。(小西斗真)

    サヨナラ打を放った選手と抱き合うDeNAラミレス監督。チームは6月5日現在、23勝25敗2分、首位広島と5ゲーム差の2位にいる。 スポーツ紙やテレビの情報系番組だけでなく、一般紙やニュース番組も連日取り上げている日大の「悪質タックル問題」。 アメフットを観たことがない人でも、あの動画を見ればただの反則ではないとわかるだろう。そして誰もが「当に異常なのはこの選手ではないはずだ」と推論し、その後の展開は予想通りになっている。 大学フットボールを牽引してきた名門の闇。指示したとされる内田正人前監督は、大学の常務理事(辞任)という要職にも就いていた。いったいなぜこんなことが起こったのか。いや、なぜこんな人物が学生スポーツを指導していたのか。 そんな疑問に答えてくれるのがDeNAのアレックス・ラミレス監督の著書『CHANGE!』だ。 ラミレス監督は「将来監督になりたい」と考え始めた現役時代から、自

    日大アメフト問題に見る球界監督論。時代は「ボス」から「リーダー」へ。(小西斗真)
  • 日大アメフト部の指導者に欠けていた、「コーチに最も必要な資質」とは?(松原孝臣)

    あまりにも……というほかない。 アメリカンフットボールの日大学と関西学院大学の一戦における、日大選手によるあり得ない反則行為に端を発した問題は、反則をした選手、日大の内田正人前監督と井上奨コーチ、双方が記者会見を行うに至った。 会見で明かされた話の内容は、真っ向から対立している。 ただあらゆる情報は、当該選手の言葉の真実性を指し示している。 あえて言えば、監督、コーチと選手の間で交わされたという言葉も含め、どのようなやりとりがあったのか、事実が確定しているわけではない。 だがもはや詳細な事実がどうあれ、日大のコーチ陣が、もはや指導者としての体をなしていないことは明らかとなった。 その理由を語るためにも、他競技からいくつかの例をあげていきたい。 結局体育会系って、そんなものなのか? 今回の出来事のあと、「スポーツは、体育会はそういうものだから」という言葉を耳にすることが何度かあった。そこに

    日大アメフト部の指導者に欠けていた、「コーチに最も必要な資質」とは?(松原孝臣)
  • 国際大会で日本の野球が不評って?勝つための戦術と“マナー”の問題。(氏原英明)

    その反応からは、日高野連にとっても寝耳に水の話ではないことが読み取れた。 「8回の盗塁、あったねぇ」 大量得点差における試合の進め方について、筆者が聞いた時だ。 実は国際大会において、日本代表の戦い方はあまり好意的に捉えられていない。その問題について尋ねたところ、冒頭のような返答をもらったのだ。 このほど閉幕した第90回選抜高校野球大会は、大阪桐蔭が連覇を果たした。 今大会は点の取りあいになった試合が多く、年明けからの仕上がりに差が出るセンバツらしく、大差がつく試合もいくつかあった。大阪桐蔭は花巻東に19-0で勝利している。昨年の大会でも、報徳学園が21得点を挙げた試合があった。 そんな大差の時に問題になるのが、試合の進め方だ。 甲子園ではどれだけ点差があっても手を抜かないことが相手への礼儀だとされるが、そこまで相手を痛めつける必要があるのか、という視点もありうるものだ。 こんなことをテ

    国際大会で日本の野球が不評って?勝つための戦術と“マナー”の問題。(氏原英明)
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2018/04/18
    野球とかいうくそスポーツ そしてうざったい毛唐連中 (新渡戸稲造がいったとおり野球は巾着切りの遊戯である あとルール違反していないならなにやってもいいだろ
  • 新渡戸稲造が訴えた「野球害悪論」。現代の野球と、敵を欺くプレーの是非。(小関順二)

    1911(明治44)年8月29日、東京朝日新聞は「野球とその害毒」という一大キャンペーンを展開した。その幕開けに登場したのが五千円札でもおなじみの教育者、当時一高(東京大学教養学部の前身)の校長だった新渡戸稲造だった。 新渡戸一高校長談 ・野球は賤技なり剛勇の気無し ・日選手は運動の作法に暗し ・場の米国すでに弊害を嘆ず ・父兄の野球を厭(いと)える実例 巾着切の遊戯 私も日の野球史以前には自分で球を縫ったり打棒(バット)を作ったりして野球をやったこともあった。野球といふ遊戯は悪くいえば対手を常にペテンに掛けよう、計略に陥れよう、塁(ベース)を盗もうなどと眼を四方八面に配り神経を鋭くしてやる遊びである。ゆえに米人には適するが英人やドイツ人には決して出来ない。(後略) 「野球とその害毒」は一般に「野球害毒論」と呼ばれ、この日より22回にわたって連載される。悪意に満ちたキャンペーンは安部

    新渡戸稲造が訴えた「野球害悪論」。現代の野球と、敵を欺くプレーの是非。(小関順二)
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