歌舞伎俳優の市川海老蔵（本名・堀越孝俊）さん（３２）が東京都港区で顔などに大けがを負った傷害容疑事件で、ＴＢＳテレビは１日夕方のニュース番組「Ｎスタ」で、逮捕状が出ている容疑者の男（２６）について「警視庁が身柄を確保」と誤って報道した。同社は同日午後８時５４分の「フラッシュニュース」で「現時点でまだ身柄確保は確認されていません。おわびして訂正いたします」と謝罪した。

国民新党は郵政改革法案の成立に向け、１２月３日までの国会会期を１週間程度延長するよう求めているが、民主党は慎重だ。会期を延長した場合、小沢一郎元代表の国会招致などを巡り、野党が攻勢を強めかねないと懸念しているためだ。民主党と野党のムードも険悪で、民主党の国会対応には与野党が不信感を募らせている。 国民新党の亀井代表は３０日夜、都内で民主党の岡田幹事長と会談した。関係者によると、亀井氏は会談で「郵政法案の成否は民主党の問題でもある」と述べ、国会を延長して成立させるよう強く迫ったが、岡田氏は明言を避けたという。 郵政法案は通常国会で一度廃案となり、政府は臨時国会に改めて法案を提出したが、２０１０年度補正予算審議が遅れたことなどで審議入りもしていない。 会期内成立は絶望的だが、国民新党は同法案を「１丁目１番地」と位置づけており、下地幹事長は３０日の記者会見で「延長は当たり前だ」と強調した。亀井氏

野球賭博に関与して日本相撲協会から７月に解雇された元大関・琴光喜関（３４）の支援組織「琴光喜関を救う会」（事務局・東京都）が３０日、処分見直しを求める嘆願書を協会に提出した。嘆願書には約５万８０００人分の署名が添えられている。戸田玲泉代表（４６）らが東京・両国国技館を訪れ、村山弘義副理事長らに手渡した。 戸田代表によると、救う会は琴光喜関の出身地である愛知県岡崎市の後援会（既に解散）の元会員らで結成。琴光喜関の本場所出場か、引退扱いにして協会に在籍することを認めるよう求めたもの。９月中旬に署名を集め始めたところ、韓国など海外からも届いたという。 戸田代表は報道陣に「琴光喜関が協会の不祥事の責任を全て負うべきなのか。理事はだれも責任を取って辞めていない」と主張。村山副理事長は取材に対し、「理事会に報告する」と述べるにとどめた。 琴光喜関は９月、解雇を不当として、地位保全と賃金支払いを求める仮

２０１５年までに光ファイバーなど超高速ブロードバンドを普及させる「光の道」構想の実現策を検討している総務省の作業部会は３０日、ＮＴＴに対する規制を強化して競争条件を整えるべきだとする最終報告書をまとめた。ソフトバンクが求めていたＮＴＴから光回線網を分離する案は退けられた。１２月中旬に政務三役を交えた政策決定会合で総務省の方針を決める。 　報告書は１１月２２日に示された原案とほぼ同じ内容。光回線網の分離を見送る一方、ＮＴＴには光回線を他社に貸す時の接続料の引き下げを求め、営業活動を行う子会社の規制も強める。委員からＮＴＴに取り組みを促す数値目標の設定を求める声が相次いだため、何らかの数値目標を盛り込む方向で検討する。 　この日の会合には、「光の道」構想の旗振り役であるソフトバンクの孫正義社長と原口一博前総務相がそれぞれ傍聴した。持論の分離案が退けられた孫氏は「一部の専門家だけの議論。国会で広

長崎県警佐世保署は３０日、ようかんを万引したとして、窃盗容疑で海上自衛隊佐世保教育隊の２等海曹、有馬郁善容疑者（４５）を現行犯逮捕した。　逮捕容疑は３０日午後６時ごろ、佐世保市内のスーパーでようかん６個（計６３０円相当）を盗んだとしている。　佐世保署によると、有馬容疑者はジャンパーのポケットや袖口にようかんを隠すところを保安員に目撃され、約１００メートル逃走。スーパー裏の路上で別の保安員に取り押さえられたという。