日本は明治以降、鉄道を「国力の象徴」として、初等教育現場で積極プロパガンダした。 鉄道唱歌はまさに初等教育でのプロパガンダの典型だろう。 当時の日本人は「軍艦や戦車に憧れるように、鉄道に憧れた」。 その象徴が「満鉄」への憧れだろう。 戦後、「軍艦や戦車への憧れ」は「タブー」となった(一部のミリタリーオタクを除く)が、 鉄道への憧れはタブー視されることなく継続し、新幹線は戦後の復興の「象徴」になった。 日本人に鉄道ファンが多い源流は、富国強兵への憧れがあったのでは?と思う。 一方、中国や朝鮮やインドの民衆にとっては、鉄道は「列強侵略の象徴」であり、 完全にネガティブなアイコンになっている。 日本人にとっては「満鉄」は憧れでも、中国国民にとっては「打倒すべき存在」となる。 これらの国に今でも鉄道マニアが少ないのは、 「鉄道に対するイメージが政治的にネガティブ」だった点も影響してるのでは? 中国
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