JR東日本は営業車両としては国内で初めて蓄電池で駆動する電車を開発し、宇都宮市内の施設で29日、報道各社に公開する。3月から2両編成で栃木県内の東北、烏山線に導入した。 大容量のリチウムイオン電池を搭載、電化された区間は充電しながら、電化されていないディーゼル区間は蓄電池を使って走る。最高時速は100キロ。フルに充電すれば平地なら約40キロ走行できるという。ディーゼル車と比べ、二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に削減でき、騒音も抑えられる。 電車は3月15日のダイヤ改正に合わせて、電化区間の東北線宇都宮-宝積寺と非電化の烏山線宝積寺-烏山の計32・1キロに乗り入れ運行する。 JR東日本は長野、山梨両県を走る小海線で、ディーゼルエンジンと蓄電池を利用したハイブリッド列車を平成19年から運行している。
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