ブックマーク / blog.goo.ne.jp/rebellion_2006 (13)

  • モノの排除は許されたのだから - 非国民通信

    「福島帰れ」とたばこの煙、千葉(共同通信) 東京電力福島第1原発事故後に福島県から千葉県に家族で避難した高校2年の女子生徒(17)が25日、共同通信などの取材に応じ、小学6年だった2011年に、転校先の小学校で行事の際、同級生の母親からたばこの煙を顔に吹き掛けられ「福島に帰れよ」と言われるなどのいじめを受けたと明らかにした。 同級生の男児にも「福島の人と一緒の学校は嫌だ」「被ばく者と同じ意見だと嫌だ」などと何度も言われたという。 女子生徒の父親(49)も、11年に別のきょうだいの授業参観に出席した際、保護者から「福島に帰れ。何しに来たんだ」とやじを浴びせられたと同日証言した。 以前にもこの問題は取り上げましたが、ポイントは子供のいじめに止まらないこと、児童の保護者からも同様の加害行為が複数報告されていることですね。決して生徒児童だけの問題ではない、むしろ親世代の偏見にこそ原因があると言える

    モノの排除は許されたのだから - 非国民通信
    Talgo
    Talgo 2017/04/06
  • そう仕向けた人もいる - 非国民通信

    千葉に原発避難の子「いじめ受けた」(朝日新聞) 東京電力福島第一原発事故の影響で福島県から千葉県内に避難した3世帯の子どもが、学校でいじめを受けたと訴えていることが分かった。千葉県に避難した人たちが国と東電に損害賠償を求めている集団訴訟の弁護団が明らかにした。 「原発被害救済千葉県弁護団」によると、千葉地裁に訴えを起こしている原告18世帯のうち、小中学生の子どもがいるのは5世帯。うち3世帯が「子どもが学校でいじめにあった」と話しているという。 ある世帯の子どもは、同級生や同級生の保護者から「なんで福島から来るんだ」「福島のやつの意見は聞かない」などと言われ、これをきっかけに転校。転校先の自治体の教育委員会に、福島から来たことを伏せるよう頼んだという。このほか、「放射能が来た」などと言われた子どももいるという。 さて、もう6年近くが経ちますが未曾有の大震災とそれに続いた原発事故の後には、色々

    そう仕向けた人もいる - 非国民通信
    Talgo
    Talgo 2017/02/03
  • 自衛隊が好きすぎて - 非国民通信

    2007年、インド洋での海上自衛隊の給油活動について国会で問われた福田首相(当時)は、兵站は憲法9条が禁じる武力行使に当たらないとの見解を示しました。まぁ、戦地に送った兵士を専ら交戦する前に餓死や病死に至らせた大日帝国の精神を受け継ぐ政治家らしい考え方と言えるでしょうか。前線で戦うことこそが武力行使であり、後方でその活動が可能になるよう支援することの意味を軽んじているわけです。給油活動を含めた後方支援なくして戦線が維持できようはずもないのですが、武力行使の一面だけしか見ることができない人もいるのです。 ……で、何か危機的な事態が起こったときに出動する立場の人もいて、まぁ消防なり警察なり自衛隊なり、急を要する場合には「普通の」公務員もそうですし民間の技術者などもまた駆り出されることになります。そんな中でも独占的かつ大々的そして例外的に世間からの「感謝」を集めるのは自衛隊で、日人とはつくづ

    Talgo
    Talgo 2014/02/21
  • 私が犯人じゃありませんよ - 非国民通信

    「運動会やめなければ生徒の肉べて頂く」 開成中高に脅迫文(産経新聞) 全国有数の進学校として知られる開成中学校・高校を運営する「開成学園」(東京都荒川区)に、12日開催予定の運動会の中止を求める脅迫文が届いていたことが11日、警視庁荒川署への取材で分かった。同学園は、生徒の家族だけに入場を制限して運動会を開催する。同署は威力業務妨害容疑などで捜査を始め、運動会当日に警察官を派遣して警戒に当たる。 同署によると、10日午前8時ごろ、同学園内の郵便ポストに「運動会を中止しなさい。さもなくば、開成生徒の誰かのお肉を召し上がって頂くことになりました」などと書かれた脅迫文が入っているのを職員が発見し、近くの交番に届け出た。脅迫文は1枚で手書きだったという。 同学園の運動会は毎年5月の第2日曜日に開催。全国有数の進学校でありながら、棒倒しなどの格的な競技があることで知られ、例年家族やOBらが多数詰

    Talgo
    Talgo 2013/05/14
  • 定年を延長しても新卒採用は減らなかったし、正社員の給与が上がればパートの給与も上がった - 非国民通信

    新卒採用「前年並み」38社 14年春、100社調査(朝日新聞) 4月に、定年後も65歳まで働く場を確保するよう企業に義務づける「改正高年齢者雇用安定法」が施行される。このことが新卒採用数に影響を与えるか聞いたところ、「変えない」が84社を占め、「増やす」も4社あった。「景気の変動によらず一定数を継続して採用する」(住友化学)、「新卒と再雇用者では役割が違う。若手の採用は企業の活力の源泉」(品)などとする企業が多かった。 経団連は法改正について、「高齢者を優遇すれば若者を雇いにくくなる」と主張していた。今回の調査で、新卒を「減らす」としたのは1社だけだった。 パート時給アップ相次ぐ 大手流通、正社員の賃上げ波及(朝日新聞) 今春闘では、大手流通やサービス業のパートでも時給を引き上げる動きが続いている。産業別組織UAゼンセン傘下で14日までに妥結した大手労働組合の平均引き上げ額は昨年実績を上

    Talgo
    Talgo 2013/03/23
  • As Low As _________ Achievable - 非国民通信

    原発事故後の結構な期間、無意味なものから過剰なもの、単に害しかないものなど諸々の放射「能」対策が唱えられており、それは専ら住民の生活を損ねるものでしかなかったと言えます。にも関わらず放射「能」によって健康被害が生じる可能性は0ではない云々と説く人もいたもので、ならば隕石に当たって死ぬ確率だって0ではない、しかし隕石が降ってくるのに怯えて頑丈なシェルターの中から一歩も出ない生涯を送るとすれば、それは誰がどう見ても愚かな判断だろうと当時は思いました。しかるに先日のロシアでは隕石の落下で1000人を超える負傷者が発生したとか。全く、何が起こるか分からないものですね。だからといって、隕石が降ってくる決して0ではないリスクへの予防原則と称して住民の生活を制限するとしたら、それはどうなんだろうと引き続き思うわけですけれど。 無添加はかえって危ない、と説く人もいます。とかく有害視されがちな品添加物です

    Talgo
    Talgo 2013/02/21
  • JRは安全志向なのか - 非国民通信

    大雪のはずが…「国民に迷惑かけた」 予報外れ気象庁(産経新聞) 発達した低気圧と寒気の影響で6日、関東地方をはじめとした太平洋側では広い範囲で雪となった。しかし降雪量は軒並み少なく、気象庁が予報していた「大雪」には遠く及ばない結果に。同庁は首都圏が大雪に見舞われた1月14日も「雪が積もる可能性は少ない」として予報を外した前例があっただけに、担当者は「国民のみなさまに迷惑をかけた」としている。 先週は大雪の予報が出たものの、都心部では雪が舞う程度で積雪には至らず、まぁ外れて良かったと言うべきでしょうか。予報は大外れとなりましたけれど、刻一刻と移り変わるのが天気予報というもの、実際の天候はその時にならないと分からないわけです。もうちょっと当てになる予報が望まれるところではありますが、人類にはもう少し時間が必要なのかも知れません。気象庁サイドが「外れても当然、それくらい理解しろ」とでも居直るよう

    JRは安全志向なのか - 非国民通信
    Talgo
    Talgo 2013/02/10
    一見「安全サイド」に見える方にも別のリスクがある。そしてJRはそのリスクを軽視している。何にしても他の私鉄という比較対象がある以上、JRを擁護しても虚しいよね。
  • 「ブラック企業」の耐えられない軽さ - 非国民通信

    報告:「ブラック企業大賞2012」授賞式(レイバーネット) 記念すべき第一回「ブラック企業大賞」には、東京電力が選ばれた。最近暴露された放射線量隠しや、危険な労働の管理を下請け会社や派遣会社に託し、責任逃れをしているところなどが指摘された。東京都内で開催された「ブラック企業大賞2012」の授賞式で発表された。 少し前にも取り上げましたが(参考)、「ブラック企業大賞」なる企画がありまして、だからどうしたという規模の代物ではあるのですが、その「大賞」に東京電力が選ばれたそうです。なお随所に事実誤認の後が見え隠れするレイバーネットの認識では「第一回」とのことですけれど、2011年にも「ブラック企業大賞2010」という運営元を同じくする企画は存在しており、専ら労働問題ではなく環境問題、ただし科学的であるよりもノスタルジーや精神論の見地から「ブラック企業」を論おうとしていた痕跡が残っています(「いち

    Talgo
    Talgo 2012/08/03
  • 改革という名の退行に背を向けて - 非国民通信

    定期的に持ち上がってくる論議の一つに、成人年齢を引き下げるべしというものがあります。現在の日では20歳が境目ですが、これを18歳とかその辺に引き下げようというわけです。確かにまぁ、世界各地の貧困国では十代の少年少女が大人と肩を並べて労働力として駆り出されている、アフリカの紛争国では年端もいかない子供が自動小銃を手に大人達に混ざって戦っていたり、多少は平和な国でも日なら淫行条例に引っかかるような年齢の子供が日夜、立派に大人の相手を務めていたりします。それに比べれば、日の20歳という成人年齢は高いのかも知れませんね。経済面では新興国を目指して後ろ向きに階段を駆け下りてきた日なのですから、社会面でも相応に退行を志向した動きがあっても不思議ではありません。 何度か書いてきたことではありますが、将来が決まるタイミングがどれだけ「遅いか」で、概ねその社会の成熟度は測れるように思います。まず未熟

    改革という名の退行に背を向けて - 非国民通信
    Talgo
    Talgo 2012/06/02
    興味深い提案
  • 電力は足りていると語る人を信用しない理由 - 非国民通信

    今夏の電力綱渡り、火力に注力 増強急ぐ東北電(河北新報) 東北電力が電力供給力の増強を急いでいる。東日大震災で被災した火力発電所の復旧を当初予定より前倒ししたほか、出力を高めるガスタービン新設工事に取り組む。今冬の電力不足は回避できる見込みとなったものの、運転停止が続く原発の再稼働の見通しは立っていない。東京電力など他社からの融通がない想定では、次の需要期の今夏には不足に陥る恐れがあり、綱渡りの状況からの脱却は容易ではない。 (中略) それでも夏場の需給は逼迫(ひっぱく)しそうだ。東北電が昨年11月に行った試算によると、猛暑想定のことし8月の需給見通しはグラフの通り。需要が被災企業の復旧で増えるとみられることもあり、現段階では28万キロワットが不足する。 試算には原発再稼働や電力他社からの融通を織り込んでいない。このため融通が受けられれば不足分は補えるが、決して楽観できる状況とは言えない

    Talgo
    Talgo 2012/02/29
  • 相変わらずの毎日 - 非国民通信

    特集ワイド:日よ!悲しみを越えて 作家・玄侑宗久さん(毎日新聞) 「福島県民の間で、いくつもの心の分裂が深刻化している」と言う。放射能から逃れるため福島から出る、出ない。残ったとしても地元の米や野菜をべる、べない。子どもにべさせる、べさせない。それらはまるで「踏み絵」のような苦痛を伴う。 「放射能の問題は、結局精神的な問題になってしまっています。年間100ミリシーベルト以下の低線量被ばくについては健康被害を示す明確なデータがない。現代人は分からないことに向き合うのが苦手ですからどちらかに分類したがり、その結果二つの極端な立場が生まれた。放射線は少なければ少ない方がよいと考える悲観的立場と、塩分などと同様に放射線も適量ならば体にいいという楽観的立場です。どちらも医学的には証明が難しいため、信仰に近い様相を呈しています」 「放射能の問題は、結局精神的な問題になってしまっています」とい

    Talgo
    Talgo 2012/02/12
    >ある種の反原発論者にとって原発/放射能の脅威を煽るのに協力的でない人は誰でも「原発推進派」なのでしょう。
  • 2011年のまとめ - 非国民通信

    2011年を振り返ると、やはり大震災とその後の原発事故のことを強く意識せざるを得ませんが、とりわけ私にとって大いに考えさせられたのは原発事故後の言論の変化、中でも左派言論の顕著な右傾化です。つまり、それまでは左派と目されていた人の語ることが、右派の語るそれと劇的な近似を見せるようになった、このことは決定的な転換点として記憶されるべきものでしょう。率直に言って、2011年は少なからぬ左派が理性に背を向けた、まさしく背信の年であったと言えます。 石原慎太郎が「この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。(津波は)やっぱり天罰だと思う」と発言して世間の反発を買っていたのと時を同じくして、「今回の大震災と大津波、それに伴う原発事故は、低エネルギー社会への転換を促す天からの啓示だったのかも」などと石原と似たようなことを公然と宣った犬畜生もいました。一応は個人ブロガーなので名前は晒しません

    Talgo
    Talgo 2012/01/06
  • 放射「能」への恐怖を免罪符とした差別や排除を認めてはならない - 非国民通信

    財務相「小宮山先生はたばこ嫌いなんですよね」(読売新聞) 小宮山厚生労働相が5日の記者会見で、たばこ税を増税し、1箱あたり700円程度とすべきだとの考えを表明したことが波紋を広げている。 藤村官房長官は6日の記者会見で「個人的な思いを述べられたものだ」と述べ、政府方針ではないとの見解を強調。安住財務相も「ご高説は承っておく。(たばこ税の)所管は私だ。小宮山先生はたばこ嫌いなんですよね」とけん制した。 小宮山氏は6日の記者会見で「(厚労省は)700円に上げると決める省ではない」とトーンダウンしたものの、「個人的意見というよりは厚労省を代表して申し述べた意見だ」とこだわりをにじませた。 大麻は煙草よりも中毒性、依存性が低いとの研究結果は少なからずありますが、裏を返せば煙草の中毒性は大麻以上と言うことです。たばこ税を上げると禁煙する人が増えるから税収増にはならないなどという毎度の脅しが繰り返され

    放射「能」への恐怖を免罪符とした差別や排除を認めてはならない - 非国民通信
    Talgo
    Talgo 2011/09/26
    コメント欄「差別というのは差別する側が自分を被害者であると位置付け、差別する対象を加害者と見なすことから生まれる」に目から鱗。
  • 1