2023年8月21日のブックマーク (5件)

  • 「コスパ至上主義」は結局コスパが悪い…有給休暇を限界まで使い切ろうとする人に根本的に欠けている視点 制度は「ほどほど」に利用したほうがいい (2ページ目)

    実は有給休暇も、このポイントのお話に、似ていなくもないんですね。 有給休暇の制度は、社員が行使する当然の権利なのですが、この権利を行使しないと損をすると考えている人もいるようです。だからと言って、有給をお金で買い取ったり、他の社員に譲渡したりすることはできませんので、商品ではない。そのあたりが、ポイント制度と似ているように思います。 「二者択一」ではなく「程度」の問題 では、こうした「制度」を、どのように考えればよいのでしょう。 「制度はほどほどに使うもの」とお考えになる相談者の感覚を、私は素晴らしいと思います。私もまったく同感です。 結論から先に言ってしまいますが、ほどほどがいいのです。なぜなら、こうした制度は使い切るべきか、使わないで置くべきかの二者択一問題ではないからです。 二者択一問題でなければ、何なのか。 それは、これまで何度も言ってきているのですが、程度の問題なんです。 私たち

    「コスパ至上主義」は結局コスパが悪い…有給休暇を限界まで使い切ろうとする人に根本的に欠けている視点 制度は「ほどほど」に利用したほうがいい (2ページ目)
    TanpoTP
    TanpoTP 2023/08/21
    『こうした制度は使い切るべきか、使わないで置くべきかの二者択一問題ではないからです。 それは、程度の問題なんです。 私たちはしばしば、程度の問題を、二者択一の問題に読み替えて、単純化しようとします。』
  • 「コスパ至上主義」は結局コスパが悪い…有給休暇を限界まで使い切ろうとする人に根本的に欠けている視点 制度は「ほどほど」に利用したほうがいい

    今の20代の人たちは、男女を問わず、「制度」を限界ぎりぎりまで使い切ろうとする傾向があるように感じます。たとえば、産休や育児時短が「○カ月まで」と決められていたら、それをギリギリまで使って休もうとする。 少なくとも私自身や私の世代には、こういうことはなかったな、と思います。制度をギリギリまで活用することよりも、周囲の人たちに迷惑をかけないタイミングで復帰することを考えていたと思うのです。 「制度を使い切る」ことは悪いことだとは言えないのかもしれません。でも、私の感覚では、「制度というのはほどほどに使うものではないか」という思いがあり、モヤモヤしてしまいます。平川さんのご意見をお聞かせください。 (40代・女性) 「餌」を撒かれているようなポイント制度 ご相談の趣旨は、非常によく理解できます。 というのも、かつて私自身が経営者として社員を雇用する立場にいたからです。私の経営してきた会社では、

    「コスパ至上主義」は結局コスパが悪い…有給休暇を限界まで使い切ろうとする人に根本的に欠けている視点 制度は「ほどほど」に利用したほうがいい
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    TanpoTP 2023/08/21
    『限界まで使い切ろうとする人は、自分の利得を基準に行動する人間であると周囲から思われるリスクについて、過小評価している」という――。(前編/全2回)』
  • 抗うつ薬と同じくらい不安を減らす作用がある…医師が「心に効く」と言うスーパーで買える"身近な食材" 世界的に日本食が評価されている理由 (5ページ目)

    うつ薬と同じくらい不安を減らす作用がある…医師が「心に効く」と言うスーパーで買える"身近な材" 世界的に日が評価されている理由 「良質な糖質であるお米」は、体にも心にも効く 物繊維については、多くの誤解があります。そもそも「繊維」というのは「糖」がつながったもので、腸管の酵素、酸などで分解できない物質です。この繊維は大腸まで届いて腸内細菌で分解されると、栄養素となります。 糖というと、すぐに砂糖を思い浮かべるかも知れませんが、砂糖(主成分はショ糖)も多くの糖のうちの一種にすぎず、ブドウ糖と果糖がつながったもので「二糖類」と呼ばれます。 ブドウ糖、果糖、ガラクトースなどの単糖が10個以上結合して長い糖の鎖ができたものを「多糖類」と呼びます。デンプンやセルロースなどです(また、糖鎖がタンパク質や脂質に結合したものが「複合糖類」です)。 さて2、3個から10個ほどの単糖がついたものが「

    抗うつ薬と同じくらい不安を減らす作用がある…医師が「心に効く」と言うスーパーで買える"身近な食材" 世界的に日本食が評価されている理由 (5ページ目)
    TanpoTP
    TanpoTP 2023/08/21
    『腸内細菌によって作られるGOSが、そのまま腸内細菌を活性化させる基(プレバイオティクス)ともなり、これが抗うつ薬と同じくらい不安を減らす作用がある…。』 フラクト・オリゴ糖(FOS) ガラクト・オリゴ糖(GOS)
  • 抗うつ薬と同じくらい不安を減らす作用がある…医師が「心に効く」と言うスーパーで買える"身近な食材" 世界的に日本食が評価されている理由 (4ページ目)

    うつ薬と同じくらい不安を減らす作用がある…医師が「心に効く」と言うスーパーで買える"身近な材" 世界的に日が評価されている理由 脳が健常であれば腸も健常となる べ物は、栄養素によって健康な体を維持しているほか、腸内細菌を介して、心の健康の維持にも役立っていることがわかってきました。 ですから、べ物のメリットを「栄養素の摂取」という面だけから説明する考え方は、もう古いのです。 人は、自分の消化液の中にある酵素だけでは、物繊維を分解できません。以前は、分解されない繊維が腸管を刺激して腸の蠕動運動を高め、便秘を防ぐなどといわれていましたが、今では、腸内細菌が物繊維を分解してくれることがわかっています。 腸内細菌は、物繊維を分解して餌にしているのです。そしてまた物繊維は、腸内で小枝のように折り重なって、菌が繁殖する温床を提供し、有益な腸内細菌を増やすことも新たに判明しています。

    抗うつ薬と同じくらい不安を減らす作用がある…医師が「心に効く」と言うスーパーで買える"身近な食材" 世界的に日本食が評価されている理由 (4ページ目)
    TanpoTP
    TanpoTP 2023/08/21
    『腸内細菌は、食物繊維を利用して効率よくビタミンを作りだします。』『大腸の中の腸内細菌が、まだ分解されていない繊維を一部分解し、ビタミンや抗酸化物質を作るのです。』
  • 抗うつ薬と同じくらい不安を減らす作用がある…医師が「心に効く」と言うスーパーで買える"身近な食材" 世界的に日本食が評価されている理由 (3ページ目)

    できるだけ赤身の肉はべないほうがよい また、肉がうつの原因になるかどうかは、まだわかってはいません。しかし、事と心臓病、糖尿病、寿命などの関係を調べた世界中のデータを見れば、どうしても「できるだけ赤身の肉はべないほうがよい」という結論を出さざるを得ないのです。 肉をあまりべない習慣を維持する人々のほうが、心臓病や糖尿病の罹患率は明らかに少なくなります。肉の割合が少ない国民のほうが平均寿命も長くなっています。魚の割合が多い日人は、長生きの典型です。 野菜や果物には、活性酸素から身を守る抗酸化物質のポリフェノールが含まれていることはよく知られています。 酸化とは、金属でいうところの「さび」であり、「老化は酸化」ともいわれるほど、体の細胞を衰えさせる要素です。細胞が老化すると、がんに罹りやすくなりますが、ポリフェノールは、これを防ぐということです。 ここまでは皆さんもご存じかもしれ

    抗うつ薬と同じくらい不安を減らす作用がある…医師が「心に効く」と言うスーパーで買える"身近な食材" 世界的に日本食が評価されている理由 (3ページ目)
    TanpoTP
    TanpoTP 2023/08/21
    『食事と心臓病、糖尿病、寿命などの関係を調べた世界中のデータを見れば、どうしても「できるだけ赤身の肉は食べないほうがよい」という結論を出さざるを得ないのです。』