【M2M展2012】ビッグデータが「場」となる、それを有機的に活用するのがM2Mだ:無線通信技術 M2M(1/3 ページ) 「第1回 ワイヤレスM2M展」の特別講演では、東京大学 先端科学技術研究センターの教授で、新世代M2Mコンソーシアムの会長を務める森川博之氏が登壇。M2Mの市場に期待する理由や現在の状況、導入を進める上での課題など、さまざまな視点で熱いメッセージを語った。 さまざまなデバイスや機器が通信によってインターネットサービスと連携する「M2M(Machine to Machine)」。「第1回 ワイヤレスM2M展(2012年5月9~11日)」の初日には、「未来を支えるビッグデータとM2M」と題した特別講演が開催された。講師は、東京大学 先端科学技術研究センターの教授で、新世代M2Mコンソーシアムの会長を務める森川博之氏である。 同氏は「M2Mへの期待」、「M2Mの可能性」とい
各種センサー端末から家電、インフラ機器まで、あらゆるモノに通信機能を組み込んでネットワーク化する、いわゆる“モノのインターネット”は、この地球に張り巡らされるエレクトロニクスの神経網だ。そこで捉えた膨大な情報から価値のある情報を抽出すれば、人類にとってさまざまな課題を解決する有力な手段になるだろう。 IPアドレスの枯渇問題が深刻化したのはそれほど昔のことではない。しかし今ではもう、IP(インターネットプロトコル)の次世代版「IPv6」が普及しつつある。これにより、インターネットのアドレス空間は「事実上無限大」と言えるほどに拡大する。無数の機器にIPアドレスを割り当て、それらの機器同士がM2M(Machine to Machine)通信で直接データをやりとりする「モノのインターネット(IoT:Internet of Things)」の世界が実現に近づく。 そして今、モノのインターネットの課題
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