CELL REGZAは文字通り、プレイステーション 3などに採用されている「CELL」を内蔵した液晶テレビ。開発表明はすでに行なわれており、同社は秋には発表すると予告していた。 新たな超解像処理を導入 当初、CELLのパワーを利用して、映像に超解像処理を複数回(従来のREGZAシリーズは1回)かけることで画質を向上させると見られていた。 しかし、複数回の超解像処理にかかるCELLの負荷に対して、それに見合う画質は得られないと判断。このため超解像処理は従来通り1回となる。 その代り、従来の再構成型(入力映像とアップスケーリングされた仮の映像を比較して、劣化している部分を再構成する)の超解像処理に加え、「自己合同性」を用いた超解像処理が施される。これは映像の一部分の近隣にある、似通った部分の画像を抽出し、それを重ね合わせて映像を補完するもの。
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