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ダメな“システム屋”に関するTensorのブックマーク (9)

  • 第9回 貴重な時間を奪う「意味ナシおじさん」

    IT業界でプロとして活躍するには何が必要か。ダメな“システム屋”にならないためにはどうするべきか。“システム屋”歴30年を自任する筆者が経験者の立場から、ダメな“システム屋”の行動様式を辛口で指摘しつつ、そこからの脱却法を分かりやすく解説する。(毎週月曜日更新、編集:日経情報ストラテジー) 課長 「常務!それでは最後に、各プロジェクトへのご指示をお願いします」 ダメ常務 「うむ。まずAプロジェクトだけどなあ、未経験分野だから苦労があると思うが、無理はいいけど無茶はするなよ。多少の無理はいいが、無茶はいかんよ」 担当A 「はい、無理はしていいが無茶はダメってことですね」 ダメ常務 「うむ。次に、Bプロジェクトは規模が大きいだけに途中でやり直すことはできないからな。慎重にやらねばダメだ。絶対に失敗は許されん。無理が通れば道理が引っ込むと言うしな」 担当B 「はい、無理にならないようにせよという

    第9回 貴重な時間を奪う「意味ナシおじさん」
  • 第7回 他者批判で自分浮上を企てる“残念な”先輩

    IT業界でプロとして活躍するには何が必要か。ダメな“システム屋”にならないためにはどうするべきか。“システム屋”歴30年を自任する筆者が経験者の立場から、ダメな“システム屋”の行動様式を辛口で指摘しつつ、そこからの脱却法を分かりやすく解説する。(編集:日経情報ストラテジー) 若手“システム屋” 「A社のシステム、効果大みたいですね。業績上がってますよ」 ダメな先輩“システム屋” 「お前、分かってないなあ。いいか?あれはな、システムの効果じゃないんだよ。社員の評価基準が変わったからみんな必死になってるだけなんだよ」 若手 「でも、社員評価の数字は新システムが出しているんじゃないですか?」 ダメ先輩 「あれは単純で、紙でもできた話だな」 若手 「でもでも、端末にスマートフォンを採用して新技術にも挑戦していますよね?」 ダメ先輩 「新技術ってことはないだろ。スマートフォンはもはや新しいとは言えな

    第7回 他者批判で自分浮上を企てる“残念な”先輩
  • 第4回 報・連・相を振りかざすダメ上司

    IT業界でプロとして活躍するには何が必要か。ダメな“システム屋”にならないためにはどうするべきか。“システム屋”歴30年を自任する筆者が経験者の立場から、ダメな“システム屋”の行動様式を辛口で指摘しつつ、そこからの脱却法を分かりやすく解説する。(毎週月曜日更新、編集:日経情報ストラテジー) 前回までとは少し趣向を変えて、今回は、ITベンダーやシステムインテグレーターなどに勤務する“システム屋”のうち、上司がダメな場合を取り上げます。 部下 「以上のようにA案とB案以外にも、C案もあると考えました」 先輩 「C案は面白いね、スピードが課題だけどコスト効果は圧倒的だ」 部下 「私も面白いと思って調べましたが、米国とインドに事例がありました」 先輩 「そうか、夢みたいで実現が困難な案でもないんだね」 自分 「そうです、このプロジェクトで採用すれば他国からも注目されそうです」 ダメな“システム屋”

    第4回 報・連・相を振りかざすダメ上司
  • 第3回 君も“赤字”だね

    IT業界でプロとして活躍するには何が必要か。ダメな“システム屋”にならないためにはどうするべきか。“システム屋”歴30年を自任する筆者が経験者の立場から、ダメな“システム屋”の行動様式を辛口で指摘しつつ、そこからの脱却法を分かりやすく解説する。(毎週月曜日更新、編集:日経情報ストラテジー) ダメな“システム屋” 「聞いてください!あのプロジェクトはもうダメです」 上司 「何、どうした?」 ダ 「問題山積なのに、リーダーの話が長くて何も解決しないし、先に進まないのです」 上 「問題山積って、どんな問題がいくつあるの?」 ダ 「もう大変です、契約、体制、技術、期間、何もかも問題だらけなんですよ」 上 「だから、どこがどのように問題なの?」 ダ 「一番問題なのはリーダーの話が長いことですよ。話の長い男は赤字ですよ!」 上 「話が大げさな君も赤字だと思うけど」 ダ 「・・・」 ダメな理由:減点法が

    第3回 君も“赤字”だね
  • 第2回 資料は何ページですか?

    IT業界でプロとして活躍するには何が必要か。ダメな“システム屋”にならないためにはどうするべきか。“システム屋”歴30年を自任する筆者が経験者の立場から、ダメな“システム屋”の行動様式を厳しく指摘しつつ、そこからの脱却法を分かりやすく解説する。(毎週月曜日更新、編集:日経情報ストラテジー) 上司 「明日の会議資料は何ページになったかな?」 ダメな“システム屋” 「はい、えーと、その、わりと多くなってしまったのですが・・・」 上 「4枚ぐらい?」 ダ 「いや、えーと、その、結構多くて、10枚は超えているはずで・・・」 上 「それで、一番言いたいポイントは何枚目にしたのかな?」 ダ 「何枚目といいますか、えーと、その、一応全部がポイントですから・・・」 上 「つまり、ポイントは10以上あって、その数も定かではない、ということかな?」 ダ 「・・・」 ダメな理由:時空間がゆがんでいる 前回で説明

    第2回 資料は何ページですか?
  • 第10回 「IT以前」の問題は本当にあるのか?

    経営者にとって、情報システムは頭痛の種になりがちだ。業務に必須だが投資に見合った効果が出るとは限らない。ほかの設備投資に比べて専門的で難解でもある。 野村総合研究所で約20年間勤務した後に、人材派遣大手スタッフサービスのCIO(最高情報責任者)を務め急成長を支えた著者が、ベンダーとユーザー両方の視点から、“システム屋”の思考回路と、上手な付き合い方を説く。 前回(第9回)は、情報システムの構築を担当する“システム屋”にとって、想像力が重要だということを指摘しました。想像力に長けた良い“システム屋”は、たとえ技術面や業務知識面で甘い点があっても、ユーザーにとって役に立つ提案をしてくれるのです。 なぜ想像力が重要かというと、「情報」は、「ヒト・モノ・カネ」に匹敵する重要な経営資源で、これらと密接にかかわるからです。 企業が何か新しいことに挑戦しようという時に、課題を整理し、目標を定め、施策を練

    第10回 「IT以前」の問題は本当にあるのか?
  • 第6回 「業務知識」偏重では新しい挑戦は生まれない

    経営者にとって、情報システムは頭痛の種になりがちだ。業務に必須だが投資に見合った効果が出るとは限らない。ほかの設備投資に比べて専門的で難解でもある。 野村総合研究所で約20年間勤務した後に、人材派遣大手スタッフサービスのCIO(最高情報責任者)を務め急成長を支えた著者が、ベンダーとユーザー両方の視点から、“システム屋”の思考回路と、上手な付き合い方を説く。 ITベンダーのシステムインテグレーターなど、私が“システム屋”と呼ぶ組織が掲げる「顧客第一主義」には、大きく分けて2つの問題点があります。前回(第5回)は、1つ目の「支払う費用に見合った生産性の向上を望みにくい」ことを指摘しました。 もう1つの問題点として「業種内に閉じた発想しか出てこなくなること」を指摘したいと思います。 システム屋によくある金融システム事業部や流通システム事業部、製造システム事業部などという業種別タテ割り型組織には、

    第6回 「業務知識」偏重では新しい挑戦は生まれない
  • 第5回 “システム屋”の「顧客第一主義」に潜む功罪

    経営者にとって、情報システムは頭痛の種になりがちだ。業務に必須だが投資に見合った効果が出るとは限らない。ほかの設備投資に比べて専門的で難解でもある。 野村総合研究所で約20年間勤務した後に、人材派遣大手スタッフサービスのCIO(最高情報責任者)を務め急成長を支えた著者が、ベンダーとユーザー両方の視点から、“システム屋”の思考回路と、上手な付き合い方を説く。 前回(第4回)は、日企業のITコストが下がらない構造的な要因を、IT人材不足の観点から説明しました。 もう1つ、重要な要因が“システム屋”の「顧客第一主義」にあると考えています。 ITベンダーやシステム・インテグレーターの組織図を見ると、おおよそどこの企業も相似形を成しています。顧客企業の業種ごとに組織が作られているのです。例えば、金融システム事業部や流通システム事業部、製造システム事業部などといった具合です。 この体制はさらに、金融

    第5回 “システム屋”の「顧客第一主義」に潜む功罪
  • 第4回 システム屋にとって好都合な「IT人材不足」

    経営者にとって、情報システムは頭痛の種になりがちだ。業務に必須だが投資に見合った効果が出るとは限らない。ほかの設備投資に比べて専門的で難解でもある。 野村総合研究所で約20年間勤務した後に、人材派遣大手スタッフサービスのCIO(最高情報責任者)を務め急成長を支えた著者が、ベンダーとユーザー両方の視点から、“システム屋”の思考回路と、上手な付き合い方を説く。 前回(第3回)では、企業の情報システムが目に見えないところでその企業の競争力を左右していることを説明しました。 この情報システムは、誰が発想するのでしょうか。誰が作っているのでしょうか。誰が守っているのでしょうか。ここに“システム屋”と私が勝手に呼ぶ人たちがいます。(第1回もご覧ください) 私もシステム屋の1人です。ITベンダー・システムインテグレーターに勤務している人、製造業・流通業など「ユーザー企業」の情報システム部門・システム子会

    第4回 システム屋にとって好都合な「IT人材不足」
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