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天文学とマイナビニュースに関するTensorのブックマーク (2)

  • IPMU、重力レンズ現象を利用してダークマターの歪んで扁平な分布を確認

    東京大学総長室直属の研究機関である数物連携宇宙研究機構(IPMU)は、すばる望遠鏡で観測された28個の銀河団画像について「強い」重力レンズ現象と「弱い」重力レンズ現象を組み合わせた解析を行うことで、銀河団内のダークマター分布をこれまでにない精度で明らかにしたと発表した。IPMUの大栗真宗特任助教を中心とする国際研究チームによるもので、成果は「Monthly Notices of the Royal Astronomical Society」誌に掲載された。 ダークマターは重力宇宙の質量の大半を占める謎の物質だが、重力の影響は受けるので、重力レンズ現象を利用することでその空間分布を直接測定することが可能だ。今回の発見は、長らく論争が繰り広げられてきたダークマター分布の中心集中度における理論予言との矛盾に決着をつける重要な成果となったという。 重力レンズ現象とは天体の重力場により光の経路が曲げ

    IPMU、重力レンズ現象を利用してダークマターの歪んで扁平な分布を確認
  • 若い恒星系の塵のリング内にできたての惑星が存在? - すばる望遠鏡が発見

    国立天文台とSEEDS Project(Strategic Exploration of Exoplanets and Disks with Subaru Telescope:すばる望遠鏡による戦略的惑星・円盤探査プロジェクト)は1月11日、すばる望遠鏡の新コロナグラフ撮像装置「HiCIAO(ハイチャオ)」を用いて精密な測定をした結果、「HR 4796 A」という若い恒星の周囲にある塵のリングが中心星までの距離が左右でずれていることを確認し、未発見の惑星が塵に重力的影響を与えた結果があると発表した(画像1)。成果は50名の研究者による共同執筆された論文として、米「The Astrophysical Journal Letters」2011年12月10日号に掲載された。 画像1。HR 4796 Aの周囲にある残骸リングの近赤外線画像(波長1.6μm)。中心星からの光がリング中の塵の一粒一粒に

    若い恒星系の塵のリング内にできたての惑星が存在? - すばる望遠鏡が発見
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