大きな電気容量 ECSは「電気二重層キャパシタ」といわれ、従来の紙や鉱石を誘電体に使ったコンデンサに比べ、蓄えられる電気容量がとてつもなく大きいものである。この電気二重層キャパシタの電極は活性炭をバインダーで練って集電極に接着するものである。 活性炭の表面積は1グラムあたり1,000~3,000?もあるそうだが、この表面積を大きくするには1nm(10のマイナス9乗メートル)程度の細孔を作る必要がある。そしてそには日本の得意な分野であるナノテクノロジーが使われているのだ。 燃料自動車への期待 化学反応でないため気候に左右されにくく寿命が極めて長いといった特徴があり、瞬間的に放電できるといった特徴があるが、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などに比べエネルギー密度は低いため、この解決の研究が急がれている。
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