水族館で展示するイルカの入手方法を巡って国際組織から批判を受けた、日本動物園水族館協会の会員用のホームページが、サイバー攻撃を受け、全国の飼育員の電話番号やメールアドレスなどが流出していたことが分かりました。攻撃は、国際的なハッカー集団「アノニマス」を名乗って行われていて、協会は加盟する施設に注意を呼びかけました。 公開されていたのは加盟する施設の飼育員などおよそ2350件のメールアドレスと電話番号などで、加盟する152の動物園や水族館などのうち少なくとも130余りの施設に所属する人の情報が公開されていました。これらの情報は、協会の会員専用のホームページがサイバー攻撃を受けて流出したものとみられ、このページには、イルカなど会員の施設が飼育している生物の入手や繁殖の記録なども保管されていました。 このため協会は一時ホームページを閉鎖し、セキュリティー対策を強化するとともに、会員に注意を呼びか