交通事故の被害者を治療した救急救命センターのブログが、取材に訪れた新聞記者の対応を激しく批判し、ネットで大きな話題になった。その後、ブログで批判された新聞社が、「そんな事実はない」と別のニュースサイトの取材を通じて反論。どこまでが本当なのか、状況はあいまいになっている。誰もが情報発信できるソーシャルメディアの時代は、マスメディアだけが発信者ではない。だからこそ、ブログを書いている一般の人々も、自
ソニーが国内外で従業員1万人を削減する計画を発表したのだそうだ(リンクはこちら)。 1万人という人数は、全世界に散らばるソニーの従業員の約6%に相当する。 思い切ったリストラ策と言わねばならない。続報によれば、この人員削減にあわせて、経営陣は、会長をはじめとするすべての執行役員の賞与を返上する意向だという。 決算について、日本経済新聞は次のような見出しを打っている。 『ソニー、「想定外」の連鎖 赤字最大の5200億円』 私は損益計算書やバランスシートを読める人間ではない。それでも、さすがにこの5200億という数字が容易ならざる金額であることぐらいは理解できる。 どうやら、ソニーは大変な局面に立っている。 今回は、ソニーの話をする。 といっても、私のような者が経営に口をはさんだところで仕方がない。だから、ここでは、ソニーにまつわる個人的な記憶を書き並べようと思っている。 記憶は、必ずしも実態
先日、岡田斗司夫の事務所にて行われたインタビューが掲載されました。 週刊東洋経済 2012年4月7日号(2012年4月2日発売) P.94からの第2特集、「さらば、GDP」にて、岡田斗司夫/オタキングex代表「日本は“評価経済”の高度成長期に入った」がそれです。 岡田斗司夫の理論の中核を担う「評価経済社会」という概念を、ガチガチの経済専門誌がどう料理したのか。 書店でみかけたら、ぜひお手にとってご覧下さい。 また、実際に行われたインタビューの文字起こしを、東洋経済さんから頂きましたので、掲載します。 インタビューの音声データはこちら 文字起こしではわからないニュアンス(実際、岡田も記者さんもかなり楽しげに話しています)を耳から感じてください! 岡田斗司夫インタビュー(「週刊東洋経済」4月7日号(2012年4月2日発売) ――若者に貨幣離れが起こっているのか。 起こっている。かつては、やる気
誰もが憧れる夢の魔法少女になったものの「契約前の話と違う」「こんなの絶対おかしいよ」と困り果てる消費者が続出している。被害を訴える声に当局では「現行法制度下では取り締まれない。各自で身を守ってほしい」と注意を呼びかけている。 問題になっているのは株式会社「QBマギカ」(きゅうべえ社長)が展開している魔法少女商品。無表情で何を考えているかわからないぬいぐるみ型の営業マンが、各地で 「ぼくと契約して魔法少女になってよ」 と強引な勧誘を展開。急速に売上を伸ばしている。 しかし、 「契約したら魔法少女なのに首ちょんぱされた」 「知らないうちに殺されてた」 「むしょうに腹が減る」 などの苦情が続出。「悪徳商法ではないか」との指摘もある。 しかし、当局によると 「QB社の魔法少女パックは“願い事をひとつかなえてもらって魔法少女にもなれる”もので、消費者が何の対価も支払っていないため商行為にあたらず現行
その認識は大丈夫か?...システム担当者より詳しい社員が隠れてる システムに関わる部署にいるとよくわかるんですが、案外経営者やシステム部署の上司がもってる間違った認識。 それは「専門部署以外に詳しい人はいない」という思い込み。 システム部署に詳しいのは集めているから、他の部署は素人ばかり...まぁ実際そういうこともあるわけですが、その中には「隠れた詳しい人」がいる可能性があります。仮面玄人とでもいうか(笑) 今回はセキュリティの話です。いろいろぼかして書いてありますので「その手口じゃ無理だろ」と突っ込まれても困ります。そんな事例があったんだ...と雰囲気だけ伝わればOKということでご了承ください。 わかる人は「ああ、いるね確かに」と思うでしょう。 逆に「システム部署だから何でも詳しい」というのもありがちな思い込みです。システムやらインフラやら端末やらとこれだけ専門化してしまうと...一人で
メモリーの高速性とハードディスクの大容量を併せ持つ「SSD」が普及期を迎えている。容量単価が3分の1程度に下落するとともに、企業向けサーバー/ストレージへの搭載が加速し、主流となってきた。性能ボトルネックの解消を求めるユーザーにとって“当たり前の選択”になりつつある。 「30分かかっていたバッチ処理が30秒に短縮できた」「1年に3台はあった初期故障がなくなった」――。フラッシュメモリーに記録する「SSD」(ソリッド・ステート・ドライブ)が、企業向けストレージ装置の常識をくつがえす。「性能」と「信頼性」が足りないというストレージの課題を一気に解決できる。 「高速だけど高価」というレッテルも過去のものになりつつある。導入コストの低下により、価格性能比で高速ハードディスクを超える製品へと成長してきた(図1)。 ベンダーのSSDシフトが鮮明に 従来SSDは、株式注文など1処理当たりにかかる時間をと
「右のキャラクターが、いまいちいけてない(萌えていない)理由を3つあげなさい」――こんな問題付きの、神戸新聞社のアルバイト募集告知が、ネットで注目を浴びている。 「右のキャラクター」は、全身青ずくめのツインテールの女の子。初音ミクに似ているが、確かにいまいち萌えない。なぜ萌えないのか問われると……記者も考え込んでしまった。 これは、アニメ、サブカルや萌え関連ニュースのリポーター、Web制作者のアルバイトを募集する書類(PDF)に書かれた問題だ。「すらすら答えが分かった方は、趣味で培った知識や経験を神戸新聞社で活用するチャンス」という。 兵庫県の緊急雇用創出事業に基づく募集で、失業中の人のみ応募が可能。「オタ知識豊富で、ネットに顔出しOKな方歓迎」だ。応募(履歴書を郵送または持参)締め切りは1月14日(必着)のためこれから応募しても間に合わなそうだが、応募者が考えた「いまいち萌えない理由」の
パナソニックは1月6日、薄型テレビ「VIERA」向けクラウド型IPTVサービス「VIERA Connect」を開始し、対応テレビを今春から北米に投入すると発表した。ゲームパッドと連携し、本格的なゲームを専用機なしで楽しめる世界初の双方向サービスも楽しめるという。 VIERA Connectは、欧米で展開してきた「VIERA Cast」を大幅に改良したクラウドベースのIPTVサービス。テレビリモコンからの操作で、インターネットサービスをVIERAで利用できる。 外部ハードウェアと連携する初の機能を備えるのが特徴。ゲームパッドを使い、従来のテレビ向けネットサービスでは難しかったレーシングゲームのような本格的なセミハードコアゲームを専用コンソールなしで大画面で楽しめるという(パナソニックはゲーム事業への参入準備を進めていることを明らかにしていた)。 テレビ上では32ビット3Dグラフィックスによる
情報処理推進機構(IPA)は2010年12月20日、2011年11月から開始予定となっているITパスポート試験へのCBT(Computer Based Testing)方式の導入に向けて、円滑な移行を目的とした「リハーサル試験」を実施することを明らかにした。 試験実施期間は2011年1月17日から3月27日まで。受験料は無料(ただし申し込みの受け付けは一人1回限り)。2010年12月21日の12時からITパスポート試験(リハーサル試験受付案内)のWebページで申し込みを受け付ける(年末年始期間は除く)。全国47都道府県に最低1カ所ずつ、合計100カ所以上の試験会場を設置予定としている。 リハーサル試験は本番の試験と同等に行われ、受験に当たっては受験票のほか本人であることを証明できる顔写真付きの身分証明書が必要となる。試験時間は165分間で設問数は100問。合否判定は行わず、リハーサル試験終
2008年2月にパスワードの定期変更は「神話」なのか? - ockeghem(徳丸浩)の日記を書いた時の反応は、賛否両論という感じだったが、その後、twitterでのつぶやきなどを見るに、「パスワードは定期変更しなくてもいいんじゃない?」という意見は、セキュリティの専門家にも多くなっているような印象を受けている。 そのよう状況の中、以下の記事を読んだ。 辞書攻撃がうまくいかない場合、クラッカーは総攻撃(ブルートフォース攻撃とも言います)を仕掛けます。【中略】仮に1秒間に1000万回の計算ができるとすれば、パスワードのクラックに要する時間は1年にもなりません。どんなに強固なパスワードであっても、1年ももたないということになります。だからこそ、3カ月に1回とか半年に1回はパスワードを変更する必要があるのです。(2ページ目より引用) http://www.itmedia.co.jp/enterp
Oracleのラリー・エリソンCEOが一連のSun SPARC搭載製品の発表会で、(IBMではなく)HPを攻撃。これに対しHPは「Oracleが何と言おうと顧客はだまされない」とコメントした。 一見かなり標準的で実用向けの製品の立ち上げを派手に見せる(sparc up)ことならラリー・エリソン氏にお任せだ。 米Oracleが12月2日(現地時間)に開催したデータセンター製品の発表会で、この世界第2位のソフトウェア企業の共同創設者でもあるエリソンCEOは、手ごわいライバルの1社にからかいのジャブを繰り出した。そして、今回の相手は米IBMではなかった。 米Sun Microsystemsの本社キャンパスだったアグニューにある1940年代建築のホールで、エリソン氏は新製品「SPARC Supercluster」がIBMのPOWER7や米Hewlett-Packard(HP)のItanium 2搭
ミクシィは12月2日、SNS「mixi」に11月30日に追加した、メールアドレスからユーザーを検索し、マイページにアクセスできる機能を取り下げた。同機能については、「メアドを知らせているがmixiでつながりたくない相手にプロフィールなどを見られると困る」など、批判や困惑の声が上がっていた。 mixiでは従来、検索したメアドでmixiに登録しているユーザーがいればマイミク申請でき、いない場合は招待メールを送れる機能を実装していたが、11月30日から、メアドから相手のマイページにもアクセスできるよう仕様変更していた。ユーザーは、自分を検索対象から外すことは可能だが、初期設定のままだと検索可能になっていた。 この変更についてネットでは、「メアドを知らせているがmixiでつながりたくない相手にもmixiのIDを知られ、プロフィールなどを見られると困る」といった声が上がっていたほか、掲示板などで公開
ここ1~2年、2000年ごろに10年間の長期一括アウトソーシング契約を結んだ企業が、相次ぎ契約の更新を発表している。これらを目にしているうちに、「アウトソーシング契約を更新した企業は、過去10年をどのように評価しているのだろうか」ということが気になるようになった。そこで、日経コンピュータの2010年11月24日号で特集「アウトソーシング18年目の真実」を執筆した。 特集記事では、アウトソーシング利用企業への取材を基に、コストを期待通り下げることの難しさや、アプリケーション保守を委託することの問題点などについて言及した。一方で、それらの問題を解決するために、先進企業が進めてきた取り組みを紹介した。詳しい内容は、日経コンピュータの記事をお読みいただければと思う。 この特集のサブタイトルに「理想は『システム運用だけ5年』」と付けた。「システム運用だけ」という言葉に込めた意味は二つある。「システム
兵庫県内の1歳9か月の男児が2008年、こんにゃく入りゼリーをのどに詰まらせて死亡したのは製品の欠陥が原因として、男児の両親が、製造した「マンナンライフ」(群馬県富岡市)などを相手に、製造物責任(PL)法などに基づき約6200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が17日、神戸地裁姫路支部であった。 中村隆次裁判長は「通常有すべき安全性を備えており、PL法上の欠陥はない」として、原告側の請求を棄却した。同様の事故を巡る司法判断は初めて。 判決によると、男児は08年7月29日、凍らせたこんにゃく入りゼリー「蒟蒻(こんにゃく)畑マンゴー味」をのどに詰まらせて意識不明の重体となり、同年9月20日に多臓器不全で死亡した。 訴訟で原告側は、ゼリーの大きさや硬さについて製品の欠陥を主張したが、中村裁判長は「硬さなどはこんにゃく自体の特性で、欠陥とは言えない」と退け、さらに「08年当時、ゼリーの危険性は事故報
Windows 7は世界中で好調で、MicrosoftのOSでは史上最速のペースで売れているが、同社は既にWindows 8に取り組んでいる。 今のところ、同社はWindows 8で検討されている機能について比較的口を閉ざしているが、リリース時期は約2年後とみている。それまでの間、Windows 7の成功を土台に、できることをすべてやるだろう。 その目標をどうやって達成するのかは、今の時点では分からない。市場は急速に変化しており、2010年に有効かもしれないアイデアも、2012年に新しい製品とソフトが顧客に届けられるときにうまくいくとは限らない。それを考えると、Microsoftは競争の激しいソフトウェア市場でトップを守る役に立つ機能をWindows 8に盛り込むことを考える必要がある。 Windows 8が2年後にリリースされるときに、Microsoftが搭載しなければならないのはどんな
中央大学の公式サイト 大学の基本情報、入試情報、学部・大学院・専門職大学院での学びポイント、世界に目を向けた研究や国際展開など、中大の旬な情報をお伝えします。中央大学はユニバーシティメッセージである「行動する知性。」のもと、未来につながる学びの実現に向けて「開かれた中央大学」をめざします。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、はやぶさ搭載の帰還カプセルにより持ち帰られた、サンプル収納容器(※)からの微粒子の採集とカタログ化を進めています。 サンプルキャッチャーA室から特殊形状のヘラで採集された微粒子をSEM(走査型電子顕微鏡)にて観察および分析の上、1,500個程度の微粒子を岩石質と同定いたしました。更に、その分析結果を検討したところ、そのほぼ全てが地球外物質であり、小惑星イトカワ由来であると判断するに至りました。 採集された微粒子のほとんどは、サイズが10ミクロン以下の極微粒子であるため取扱技術について特別なスキルと技術が必要な状況です。JAXAは、初期分析(より詳細な分析)のために必要な取扱技術と関連装置の準備を進めています。 ※ サンプル収納容器内部は、サンプルキャッチャーA室及びB室と呼ばれる2つの部屋に分かれています。 添付資料1:はやぶさ帰還カプセルの試料容器から
「Free Public WiFi」という無線LANアクセス・ポイントが街中で急増中。その増殖の仕組みと危険性を解説。安易に接続すると、あなたのPCにも…… 連載目次 飲食店、宿泊施設、公共施設などにIEEE 802.11無線LANのアクセス・ポイントを設置してインターネット接続を可能にするサービスは、現在ではすっかり一般的なものになった。有料で提供しているサービスに加えて、周辺機器メーカーのバッファローが推進する「FREESPOT」のように無料で利用できるサービスも存在する。 ところが最近、そうした無料サービスとは別に、「Free Public WiFi」などのSSIDを持つアクセス・ポイントの存在が話題になっている。海外では、数年前からこのFree Public WiFiの問題が話題になっていたが、最近、日本国内でもよく見掛けるようになっている。本稿では、この問題について取り上げ、解決
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