概要 Redis Clusterが生まれるまではRedisの水平スケール手段としては前回紹介した Consistent Hashing (コンシステントハッシュ法) - Carpe Diem を用いた手法が使われていました。 これはRedis Ringと呼ばれる形でいくつかのライブラリでサポートされており、Goでもgo-redisでサポートされているので検証してみました。 環境 Redis v6.2.6 Go v1.7.2 go-redis v8.11.4 検証 構成 以下のような独立したRedisサーバ3台に対してConsistent Hashingで分散アクセスします。 docker-compose.yml 上記構成をdocker-composeで用意します。 version: "3" services: redis1: image: redis:6.2.6 ports: - "637