Node.jsで作られたアプリケーションをデプロイするときに、npm shrinkwrapを使って依存モジュールのバージョンまで固定した状態でインストールする方法を紹介します。 背景 npm install で依存モジュールをインストールするとき、package.json で ^1.2.3 や ~1.2.3 といったバージョン指定をしているモジュールが1つでもあると、semver に従って 1.2.5 などのより新しいバージョンがインストールされる可能性があります。 セマンティックバージョンの意味からすれば、1.2.3 が互換性のある 1.2.5 に置き換わっても同じように動作すべきですが、現実問題としてテストしたバージョンと本番にデプロイされるバージョンが意図せず変わってしまうのは気持ちが悪く、依存モジュールを含めてバージョンを固定する方法を調べました。 実現方法 まずは npm ins