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2007年8月25日のブックマーク (2件)

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    なぜ自分が自分の形を留めていられるかというと、自分を知る誰かがいるから。 誰も自分を知らない場所へ旅するのもいい。そもそも誰一人いない場所を旅するのもいい。だが、いつかは放浪をやめてこの世界のどこかに落ち着かなければならない。さもないと人という存在と疎遠になり最後には自分自身にとってさえ他人になってしまう。 誰かを撮った写真は、近しい人間の心のなかでしか価値を持たないのと同じように、人の心も別の人間の心の中でしか価値を持たず、その人の思い出は、思い出したときにのみ存在するだけであって、思い出す人がいなくなれば、消え去るほかない。 人生は思い出だ、そして思い出が消えれば無になる。だから人は思い出を物語ろうとする―――コーマック・マッカーシーの『越境』を読んでいる間、そんな声が通底音のようにずっと響いていた。 マッカーシーの代表作ともいえる国境三部作(ボーダー・トリロジー)の第二作がこれだ。第

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
  • ネット探偵団 annex | 雑誌『テレビブロス』の連載と連動したインタビュー&コラムス

    「祭り」が発生すると回転する「赤色灯 for 2ちゃんねる」。開発したのはkoressプロジェクト。メンバーのCigar-Cookさんとおかじさんに話を聞いた。 テキスト:川崎和哉(Spoo! inc.) 「赤色灯 for 2ちゃんねる」を見たときに、なんだか少しうらやましい気がした。一見バカバカしいものを、気を出してみんなで作る。知性と技術お金をつぎ込んで寝る間を惜しんで作る。そりゃあもう、たいへんだけど楽しいに決まっているじゃないか。そんな楽しいことを日々実践しているのがkoressプロジェクトだ。まずは「赤色灯」を作ることになった経緯から。 全文を表示 | 川崎和哉さんのブログ 90年代から活躍するサブカル重要人物のひとり、野中モモ さんが最近注目しているのは再びZINE! ブログ時代になぜ ZINEなのかを聞いて来ました。 テキスト:川崎和哉(Spoo! inc.) L