まず外貨をドル、自国通貨を円とします。 経常収支+資本収支=国内外の金の出入りです。 次に、国に金が入るにはドルを円に変えなければいけません。国から金が出て行くには円をドルに変えなければいけません。 円が欲しいという人は円を売ってくれる人が居なければ円を手に入れられませんし、ドルが欲しい人もドルを売ってくれる人が居なければドルが手に入らないので、両者が丁度吊り合う状況(経常収支+資本収支=+-0)以外になりえないのです。 ですから、もし政府の介入しないのでしたら、常に経常収支+資本収支=+-0となります。 次にどのようにして、丁度0になるように調整されているかというと為替レート(ドルと円の価格)の変動によって調整されています。 経常黒字や資本流入が増えれば円の需要増→円高ドル安になりそれらが抑制され、経常赤字や資本流出が増えればドルの需要増→円安ドル高になりそれらが抑制されるわけです。 コ