ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) ちょっと前のエントリーに書いたように、日本の新聞各紙が報道する「プーチンは2島返還で決着をつけたがっている」という分析に、私は大きく異論があります。権力者がプーチンであろうと誰であろうと、ロシアが「既得権益を手放すわけないじゃん」という確信があるからです。 その根拠は、私自身の取材経験と、実際「プーチンは『2島返還したい』と言ったことは一度もない」事実です。「日本の外務省はなぜこちらが言明していない話を、いつも都合よく解釈するのですか?」と、かつて取材したロシア外務省の役人に言われたのはもうずっと前のことですが、まったく変わっていないと思います。 プーチンの論点の裏読みについて(とくに平和条約の条件の内容について)、私とは必ずしも同じ分析
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く