イランからの天然ガスのパイプラインの建設資金を、パキスタンはロシアに求め始めた。パキスタン政府の発表によれば、2012年4月に石油省からロシアに代表団が派遣される。資金面と技術面での援助を求めるためである。 イランを経済的に孤立させようとするアメリカの反対を振り切る形で、パキスタンはパイプラインを建設してイランから天然ガスを輸入しようとしている。 ギラニ首相の言葉を引用すれば、パキスタンは「主権国家であり、国益に沿うための必要な措置を取る。」パキスタンは2010年にイランとの間で天然ガスの供給に関する合意に達した。この合意によれば2014年までにパキスタンはイランから自国へのパイプラインを建設し、イランは日量2150万立方メートルの天然ガスを25年間にわたりパキスタンに供給する。しかしアメリカの対イラン制裁などの影響を受け、建設は遅れている。パキスタンは15億ドルとされる建設資金の調達に苦
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