アブダビ商業銀行(ADCB)は、2012年9月19日付でドバイのハムダン・ビン・ムハンマド・アル・マクトゥーム皇太子の所有するザビール・インベストメンツを借入金の支払い不履行で訴えていたことが9月28日になって判明した。本件について消息筋は「時期が来た。債務とリスケに関する決定を行わないままにしておくことはできない」(ロイター通信 2012年9月28日)と論評している。 ザビール・インベストメンツは国内銀行を中心に約60億ディルハム(約16億ドル、約1280億円)の債務を負っている。しかし、同社と銀行団との債務リスケ交渉は2012年1月以降行われていない。今回の告訴についてアブダビ金融サービス社のムハンマド・アリ・ヤシン常務取締役は「ドバイ・ワールドの債務問題が発生したのは3年前であった。貸し手の忍耐が消えつつあるのだと思う」「この間、多くの交渉が行われ約束がなされたが、それらは終わらねば
チュニジアの連立政権の中核を担う穏健イスラム政党アンナハダ(改革)は、2012年7月16日、党大会においてラシッド・ガヌーシ現党首を今後2年間の党首として選出した。ガヌーシ党首の得票率は70%超に達した。 今回の党首選には合計12名が立候補した。その中にはサディク・シュルー氏やハビブ・エルーズ氏のような強硬派も含まれていた。因みに、両氏はチュニジアの次期憲法にはイスラム法を取り込むべきと主張していることで知られるこのほかアンナハダの創設メンバーながら1990年代には外されていたアーデル・ファタハ・ムールー氏も立候補した。 党大会では同党の党員1103人が、投票により党首を選出したほか、書記長や150人の諮問評議会委員も選出した。アンアハダは1970年代に地下組織として設立された後、1981年には公党として承認されたものの当時のハビブ・ブルギバ大統領によって弾圧の対象とされ、ガヌーシ氏も
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