朝日新聞編集委員の吉岡桂子記者の新刊『問答有用――中国改革派19人に聞く』(岩波書店、2013年11月)がオススメ。タイトル通り、朝日新聞に掲載された改革派19人へのインタビューを加筆してまとめたものだ。私は押しつけがましい文章があまり好きではないのだが、吉岡さんはきわめて率直な問答で相手の言葉を引き出している点が魅力的だ。 ■豪華な登場人物 またなんといっても本書の魅力は登場人物のラインナップだろう。
2011年もそろそろ暮れを迎えようとしているが、中国では年度末までに予算を消費しなければと焦るお役所の「突撃花銭」(駆け込み予算消費)が話題となっている。 施工 Construction / The Fool's Age of Wandering 42兆円予算駆け込み消化 年末を控え中国官公庁 中国紙・中国青年報は、十一、十二月分の二カ月分の余った予算三兆五千億元(約四十二兆円)について、財政当局は予算の使途をはっきりさせるべきだと注文した。 中国では年末が近づくと道路の補修工事が増えたり、官公庁関係のパソコン買い替えや高級車の購入、宴席などが急増するとされる。湖南省の官公庁は予算消化のためにオーディオセットを定価の二倍以上の一万九千元(約二十三万円)で購入したという。 年度末が近づくと、道路を掘り返しお役所の備品購入が急増するのは日本も一緒ではあるが、しかし3兆5000億元という金額は半
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く