朝日新聞に養老孟司氏が寄稿した「人生は不要不急」で、 奥様とお嬢様の「不要不急の贅肉がついた」との段で笑う。 確かに。贅肉は不要不急にもかかわらず、しっかりついてくれるのよね。 私は知らなかったが養老氏は東大医学部卒でお母様が開業医と、 解剖学を専攻したのは精神科の研究室にはくじで外れたからとか。 なかなか昔の大学院はかっとんでおりますな。行く人がほぼいなかったからだろう。 なんとなく養老氏は文学部出身と思っていた。 考えてみれば北杜夫にはじまって加賀乙彦まで、 私は医学部卒の人間の書くものが一番読みやすい。 他人にわかりやすく説明する必要のある職業の人間だからか。 ぱりぱり理系の下の娘曰く「医療系は基本的に文系寄りだよ」と、 「暗記できないと医療系には進めないからね、 だからおねえちゃんのほうが医学部向きだったよ」などと 以前、つい理系に行くなら医学部に行ってくれても良かったのに、と ぶ