Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。
猪瀬直樹東京都知事に巨額資金提供疑惑が発覚したことで、にわかに次期都知事の候補について取り沙汰され始めた。名前があがっているのは新党改革前代表の舛添要一氏、東国原英夫氏、小池百合子・元環境相らだ。石原慎太郎前都知事のブレーンのひとりはこう語る。 「次は(石原)伸晃への“大政奉還”だ。もともと五輪を仕掛けたのは親父の慎太郎さんで、五輪を見届けるのは伸晃がふさわしい」 もちろん、現在は安倍内閣を支える閣僚なので伸晃氏は動きにくい。だが、今回は官邸も伸晃擁立に乗る可能性があると、自民党幹部が明かす。 「官邸は五輪を仕切る大会組織委員会会長に、“文教族のドン”の森喜朗・元首相を推していた。それに横ヤリを入れ、“自分がなる”と言い始めたのが猪瀬。だが、その芽は今回のスキャンダルで完全に消えた。 そこで森さんが再浮上。その森さんは盟友の慎太郎さんとの“伸晃を総理にする”という約束は果たせなかっ
11月29日、東京都議会初日の本会議の所信表明を、前代未聞の“陳謝”で始めた猪瀬直樹東京都知事(67)。医療法人徳洲会グループの徳田虎雄元理事長(75)側から「借りた」5千万円で、政治生命の危機に立たされている。 「猪瀬さんは、東京五輪の招致成功でイメージを上げましたが、IOC(国際五輪委員会)はあきれているでしょうね」 警鐘を鳴らすのは、JOC元参事で、’98年の長野五輪招致を成功させたスポーツコンサルタントの春日良一氏だ。じつは以前から、IOCは猪瀬都知事に不満を強めていたと春日氏は言う。 「IOCは、五輪開催地決定後は速やかに大会組織委員会を設置するように、開催都市に義務づけています。6ヵ月以内が目安なのですが、9月に東京五輪が決まってから3カ月、誰が“会長”になるかでもめていて、いまだに東京五輪の組織委員会は設立の見通しが立たない状態なのです」 東京五輪組織委会長の座を争っ
証拠のない現金授受の世界で、恐ろしきは女が克明に記したメモかーー。松本清張の『黒革の手帖』を地でいく事態が、徳洲会マネーを舞台に動きだした。中心人物は徳田秀子氏(75)。徳田虎雄前理事長(75)を支えた糟糠の妻であり、徳洲会マネーを差配した“女帝”だ。 「徳洲会から猪瀬都知事に5千万円が提供された情報は各メディアがつかんでいた。朝日新聞がスクープできたのは、9月の強制捜査後に、猪瀬知事側から秀子夫人に5千万円が返却された事実をつかんでいたから。徳洲会への捜査のなかで同会副理事長の秀子夫人から目が離せない状況になっている」(全国紙社会部記者) 9月12日に始まった東京地検特捜部による徳洲会への捜査で、11月12日、徳田家長女の越沢徳美、次女のスターン美千代容疑者ら6人が逮捕された。秀子夫人も逮捕は免れないという見方が有力だったが、その名前はなかった。だが、娘らの逮捕直後、虎雄氏が15階に
東京都の猪瀬直樹知事(67)が昨年12月の都知事選前に医療グループ「徳洲会」側から5000万円を受け取った問題で、都議会で過半数を占める自民と公明の両会派は、9日以降に開かれる都議会総務委員会に知事の出席を求める方針を固めた。 一問一答形式で質疑が行われる総務委員会で、現金を受け取った理由について詳細な説明を求める。 都議会局によると、知事が常任委員会に出席すれば、石原慎太郎前知事が2000年に財政委員会に出席して以来で、極めて異例。 5日の本会議で行われる代表質問は、議員の複数の質問に対し、知事や都幹部が一括して答弁するため、両会派は「過去の記者会見以上の説明は期待できない」と判断。代表質問では猪瀬知事に答弁を求めず、追及の場を一問一答形式で行われる委員会に移し、内容のある答弁を引き出すこととした。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く