東京都議会本会議でみんなの党会派の塩村文夏(あやか)議員(35)が女性蔑視のヤジを浴びせられた問題で、謝罪した鈴木章浩議員(51)=都議会自民党を離脱=以外にヤジの発言者がいることについて、自民党の石破茂幹事長は28日、「本人の自発的なことは政治家として求められることじゃないか」と述べ、自ら名乗り出るよう促した。鳥取市内で講演後、記者団の質問に答えた。 【塩村都議「今の時代に言われるとは」】 18日の都議会で質問中の塩村氏に対し、鈴木氏は「早く結婚した方がいいんじゃないか」と発言。共産党会派は「自分が産んでから」との声も上がったとして、定例会最終日の25日、発言者に議員辞職を求める決議案を本会議に提出したが、否決されている。 石破氏の発言を受け、都議会自民党の吉原修幹事長は「自民党としては既に聞き取り調査をし、他の発言者はいなかったと確認しているが、仮に本当に他に発言した人がいるとした