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今年のノーベル化学賞は,準結晶の発見者,ダニエル・シェヒトマン氏だそうです。 準結晶については,佐藤郁郎さんの「今月のコラム」で聞きかじっていて,なんとなく知ってはいたのですが,偉大な業績だったんですね。 佐藤さんの,5回対称性と準周期的結晶によれば,シェヒトマン氏の発見した合金の準結晶は,ペンローズタイルを3次元空間に一般化したものだそうです。ペンローズタイルは,黄金菱形六面体による非周期的な空間充填を,二次元平面に投影したもの。非周期的な平面充填形として有名です。今回のノーベル賞は,化学だけでなく,物理や幾何学とも密接なかかわりをもつ研究成果に与えられたのですね。 菱形多面体は,高次元の立方体の三次元空間への投影になっています。菱形多面体について,いくつか記事を書いているので,そのリンクを貼っておきます。 ・菱形多面体と正多面体 ・菱形十二面体のCG ・菱形三十面体のCG ・菱形充填
広告企画 Nature 2011年9月15日号 莫大な開発費と時間と労力のために、新薬が出にくくなっている製薬業界では、社外に創薬シーズ(創薬の種)や技術を求め、リスクを低減しながら効率的に創薬を行う“オープン・イノベーション”が脚光を浴びている。日本でもここ数年、企業間の連携や産学連携など、さまざまな形で実施され始めた。今回のJapan Focus では、最近の製薬業界のオープン・イノベーションの事例を紹介し、その特徴と将来性、課題などについて考察する。 サイエンスライター 小島あゆみ オープン・イノベーションとは “オープン・イノベーション”は、当時、ハーバード・ビジネス・スクールの助教授だったHenry Chesbroughが、著書『Open Innovation: The New Imperative for Creating and Profiting from Technolo
だいぶ遅くなったが、飲食物の基準値の意味について、自分なりにまとめておこうと思う。 なお、ここで書く事は、単に下のリンクを私なりに解釈しただけのものであって、私のオリジナルでも何でもありません。 http://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20110325sfc&fileId=160 現在の基準値は、以下のようになっている。 ■放射性ヨウ素(Bq/kg) 飲料水 300 牛乳・乳製品 300 野菜類(根菜・芋類を除く):2000 魚介類 2000 ※乳児用の飲料水 100 ■放射性セシウム(Bq/kg) 飲料水 200 牛乳・乳製品 200 野菜類(根菜・芋類を除く) 500 穀類 500 肉・卵・魚・その他 500 この基準値に対しては、だいたい以下
「洗濯したばかりのシャツを着て意気揚々と出かけたら、軽く汗をかいただけで一気に雑巾臭くなり、一日ブルーな気持ちになった」「お風呂上がりにタオルで身体を拭いていたら、洗濯してあるはずなのに何故か臭かった」……ということを経験したことがある人がいるかと思われますが、その原因が明らかになりました。 詳細は以下から。 ニュースリリース 洗濯後に発生する衣類の悪臭の原因菌を解明 | 花王株式会社 花王が発表したプレスリリースによると、よく洗ったにもかかわらず、使用し始めるとすぐ発生する不快な臭いとして多くの消費者に認識されている「生乾き臭」と呼ばれる雑巾様臭について、その原因となる成分が脂肪酸の一種の「4-メチル-3-ヘキセン酸(4M3H)」であることはすでに明らかになっていますが、4M3Hを生成する原因微生物を分離し、種を同定することに成功したそうです。 これは一般家庭から雑巾様臭を有するTシャツ
開花したショクダイオオコンニャク=東京都文京区の小石川植物園で2010年7月22日午後6時、佐々木順一撮影 世界最大の花といわれるサトイモ科の植物「ショクダイオオコンニャク」が放つ悪臭の正体は、腐った肉から出るのと同じ化学物質であることを東原和成東京大教授(生命科学)らのチームが突き止め6日発表した。人の足の裏から出る臭いも含まれていたという。 この植物はインドネシア・スマトラ島に自生。茎が変形した太い軸から出る悪臭で、虫を引き寄せるとされる。東原教授は「臭いの主成分が判明したのは初めて。今後は化学物質を出す仕組みを調べ、未解明の生態に迫りたい」と話している。 7月、同大付属小石川植物園(東京都文京区)が16年かけて開花させた。チームは開花開始から約4時間後、臭いが最も強烈になるのを見計らって周辺の空気を採取。質量分析で成分を調べると、腐肉が放つのと同じ「ジメチルトリスルフィド」という硫黄
「食の安全」の「真の脅威」は無知を読んで、いくつか誤解があるようなので書いてみたい。リンク先の内容を簡単にまとめるとSAFETY JAPAN に食品安全委員会の唐木英明氏が寄稿したコラム「食の安全」の「真の脅威」は、「平凡すぎて」誰もが思い付かない ――家族と自分の安全を守る方法を、さまざまな角度から検証するを読み、突っ込みを入れようと思った。自分が食中毒になった際に友人は平気だった。話を聞くと食生活が大きく違い、友人はコンビニ食は摂らない。自分の抵抗力が弱いのはコンビニ食で腸内の善玉菌が皆殺しになっている。コンビニ食の保存時間が長いのはソルビン酸を使用しているから。ソルビン酸は善玉菌を殺すことで食中毒への抵抗力がなくなる。そのような食品は危険ではないか。世にいう「新しいもの」とはこの世に存在していなかったものだ。ここ数年の間に人の手によって生みだしたものが「バランス」を保つ役割を果たすと
有機合成の方法論を塗り変えた研究 --医薬・液晶などの産業応用に大きな貢献 鈴木章(すずき・あきら)北海道大学名誉教授が、2010年のノーベル化学賞を受賞しました。 鈴木氏は、主に有機合成化学や有機金属化学、触媒化学の各分野で大きな研究業績をあげてこられましたが、特に世界的に大きなインパクトとなったのが、「鈴木クロスカップリング」(以下、鈴木カップリング)として知られる、有機物どうしを合成するための化学反応の研究です。 これらの研究は、医薬や農薬、IT機器に不可欠な液晶、新世代の発光材料である有機EL(エレクトロルミネッセンス)など、私たちの生活に身近な製品の開発や量産化に、大きな貢献を果たしました。 鈴木氏の研究業績を、解説文とインタビュー映像でご紹介します。 鈴木章先生インタビュー映像1 「研究のきっかけ」 鈴木章先生インタビュー映像2 「研究に対する考え」 ※公開している映像の使用
内閣府ウェブサイトの常時暗号化による「https:」への切り替え Always on TLS of Cabinet Office Website 2019(令和元)年11月更新 Update,November,2019 内閣府ウェブサイトは、2018年11月29日より、常時暗号化通信(TLS1.2)となり、URLが以下のとおり、「https:」に変更となりました。※ ブックマーク機能等に「http:」で始まるURLを登録している場合や、リンクを貼っている場合等は、「https:」から始まるURLに切り替えていただきますよう、お願いいたします。 ※参考:2018年11月から2019年10月までは、httpによる接続を可能とする自動遷移の経過措置をとっておりました。 内閣府ホームページ(https://www.cao.go.jp/) 内閣府共通検索システム Cabinet Office has
研究者や研究に関わる大学生や大学院生は、一年を通じて研究室ゼミや学会などで研究成果の発表を行なわなければなりません。また、近年、科学者でない人たちに対する一般向けのプレゼンや講演(アウトリーチ活動)の機会も増えてきています。他にも、研究論文や報告書を書いたり、研究費調達のために予算申請書やプロジェクトの提案書を作成したりすることも、研究者にとって欠かせない仕事です。これらはいずれも情報を他者(研究仲間や審査員、一般市民)へ伝えようとする行為であり、正確かつ効果的な情報の発信が望まれます。しかし、自己流で資料を作成して、闇雲に情報を発信していても、スムーズに情報は伝わりません。ときには誤った情報が伝わってしまい、研究の価値を正当に評価してもらえないことさえ起こりえるのです。 情報を正確にかつスムーズに他者に伝えるためには、情報をデザインすること、つまり文章を読みやすく整えたり、図表を見やすく
独立行政法人物質・材料研究機構 独立行政法人科学技術振興機構 NIMS超伝導材料センターの高野 義彦グループリーダーらは、鉄系超伝導関連物質であるFe(Te,S)系に超伝導を発現させる際、赤ワインやビールなどのお酒が有効であることを発見した。 独立行政法人 物質・材料研究機構 (理事長 : 潮田 資勝、以下NIMS) は、鉄系超伝導1)関連物質であるFe(Te,S)系に超伝導を発現させる際、赤ワインやビールなどのお酒が有効であることを発見した。この成果は、NIMS超伝導材料センター (センター長 : 熊倉 浩明) ナノフロンティア材料グループの高野 義彦グループリーダーらの研究によって得られた。 2008 年に、東京工業大学の神原 陽一博士 (現在、慶應義塾大学理工学部専任講師) らによって、鉄系超伝導体LaFeAs(O,F)が発見された。この発見を契機に、FeAs、FeP、FeSeをベー
Preventing Suicide A Resource for Media Professionals Department of Mental Health and Substance Abuse World Health Organization International Association for Suicide Prevention International Association for Suicide Prevention WHO Library Cataloguing-in-Publication Data Preventing suicide : a resource for media professionals. 1.Suicide - prevention and control. 2.Suicide, Attempted - prevention and
臭素酸カリウムは、欧米及び日本のパン業界で小麦粉改良剤として長年にわたって使用されてきた食品添加物です。ところが昭和57年、臭素酸カリウムの安全性の問題が指摘されたことにより、わが国では食品衛生法の使用基準を改定して、許容使用量を減らすとともにパンにのみ使用を認めました。日本の製パン業界では、臭素酸カリウムの使用が認められていますが、厚生省の要請を受けて平成4年以降、臭素酸カリウムの使用を自粛してまいりました。その代替品としてビタミンCを使用してきておりますが、ビタミンCではパン生地物性の改良やパン特有の風味を生み出す発酵改良効果などにおいて不十分なところがありました。 臭素酸カリウムの使用の是非に関する科学的な根拠を求めて、鋭意研究を重ねた結果、高精度のパン中の臭素酸カリウム残存量の分析技術を開発しましたが、これが厚生労働省の公定法となりました。最近では分析技術は更に精度が高められてお
2010年03月07日 「パンがカビないのは添加物が入っているから?」 「大手メーカーのパンがカビにくいのは、保存料などの添加物がタップリ入っているから!」…残念なことに、一般の方だけでなく食に関心が高いはずのグルメブロガーさんや評論家の方も大部分はこのような誤解をされているようです。「無添加パン」を売りにするパン店や零細パンメーカーまで同じ主張をしていることも少なくありません。 仮にも食の世界で生きる人間が本気でこう思っているなら、プロとして失格です。また、嘘だと分かっていて無知な消費者を騙そうとして言っているのなら人間性が疑われるでしょう。「消費者のレベルに合わせるのは当然。売れさえすればなんでも構わない」ということでしたら商売としては正しいのかもしれませんが…。 確かに大手メーカーのパンはカビにくいようです(「全くカビない」ということはあり得ません。カビの胞子が付着すれば必ずカビは生
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