毎日のたくさんの情報を眺めていると、気づかないうちに「人並み」や「流行」を追いかけてしまうもの。 私たちが本当に求めていた幸せって、そんなものだったんでしょうか? 忙しさの中で自分を見失いがちな時、曽野綾子さんの言葉は、いつも鋭く生きていくことの本質を教えてくれます! こんばんは、ラブです。 1964年の東京オリンピックの年に、「為せば成る」という言葉が流行しました。 しかし、第2次大戦でわが子さえ差し出した日本が敗戦した姿を知っている筆者は、「私は騙されないぞ」という感慨を持ちます。 「青年は大志を抱くのもいいが、抱かないのも賢さなのだ」と著者はいいます。 分際とは「身の程」ということ。 財産でも才能でも、自分に与えられた量や質の限度を知りなさいということ。 「分際をわきまえて生きるだけで、それはその人の最高の生涯の一つの形である。」 いつも自分の力量を見誤って失敗してばかりの私にとって