この物語のヒロインは、朝っぱらからメール一つで主人公の家にやってくる。たすけて! とピーチ姫のように主人公に頼って大粒の涙をこぼすのである。 かわいい、かわいいヒロインだ。 ……一点をのぞいて。 しかしその一点におけるおかしさと、奇矯さがまたヒロインを引き立てるから不思議なものだ。 ※以下私信。 作者さん、わたくしには見えておりました。 ダークブラウンのツインテールヒロインが紺色のブレザーとチェックのプリーツスカートとハイソックスでへたりこんでる姿が。 でっかい目から光をはなち、口から火を噴く姿が! 後半、脚色しました。ごめんなさい。 でもこれって、<俺のラノベ>で特別賞獲得なさったんでし…続きを読む