生きていれば、必ず死の瞬間はやってくる。だが、その先のことは誰にも分からない。死んだらそれで終わりなのか、それとも――。生と死が交錯する臨床の現場で、医師が体感した「命の神秘」。 私が勤務する東大病院では、年間3000人もの患者が集中治療室で治療を受けています。そこは生と死が隣り合わせの場所であり、私も臨床医として、日常的に多くの「死」に立ち会ってきました。 現代医療には「エビデンス・ベースド・メディスン(EBM)」、つまり「証拠に基づく医療」という考え方がベースにあります。私たち医師もEBMを踏まえて患者さんの治療に当たるのですが、実は救急外来の現場では患者さんの疾患や障害の原因がどうしても解明できない、ということがしばしば起こります。 現役の医師である私が言うのもおかしいかもしれませんが、これだけテクノロジーが発達した時代でも、医療の現場は最新の医学や科学をもってしても、まったく説
![東大病院救急部長が語る「死後の世界」~人間は必ず死ぬ。しかし… 数多の最期を見てきた医師の結論 (現代ビジネス) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/01886150e58951394474d985b8da6fcb2afca1bf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20170518-00035120-gendaibiz-000-view.jpg)