個人事業主特有の勘定科目に「事業主貸(じぎょうぬしかし)」「事業主借(じぎょうぬしかり)」というものがあります。法人の会計処理では使わない個人事業主特有の勘定科目ですのでしっかり覚えておきましょう。 スポンサーリンク 個人事業主の場合、事業の資産である「現金」や「預金」からお金を引き出して事業主への生活費を支払ったりします。 個人事業主へのお金の出金であったり、事業主(個人用)からのお金の入金があった場合にこの「事業主勘定」を使って仕訳をします。 事業主勘定があるのは個人事業主の場合、事業の利益(資産)がそのまま個人事業主の所得となるためです。 (事業用や個人用に分かれていない) 事業主貸(じぎょうぬしかし)とは 個人事業主の場合、事業主の「給与」という勘定科目がありません。 しかし、事業主の生活費は経費とならないため、個人の消費と事業の経費を明確にしなければなりません。 この時に使う勘定